環境を知る、時代を知る、世の中を知る、ということの大切さ

運命というのは、個人の宿命と環境の接点に生まれるといわれます。
この示すところが何かといえば、

人間がどういう「家族」という環境、「社会」という環境、「時代」という環境に生きるかによって、
運命というのは異なってくるということであり、
同じ宿命・命式を持つ人物であっても、その環境により運命というのは異なってくるということで、

同じ命式を持つ人物であっても、
生まれた家族の構成や、社会において足場を築く場所、あるいは生きる時代により、
活躍できることもあれば、活躍できないこともある、ということをいっています。

これを言い換えれば、
自分の宿命・命式をいくら深く知り、正確に捉えたところで、環境の側を知らなければ、運勢を活かすには不十分であり、
「運命の改良」をしてより有意の人生を生きるためには、宿命と環境の両方を適切に認識することが不可欠である、ということです。

「運命の改良」とは何かといえば、運を良くしていく作業であるわけですが、
これは即ち、自分に与えられた宿命を、環境に合わせていくことに他なりません。

人間に与えられた宿命というのは、「理想的」であることはほとんどなく、
誰しもが宿命において何かしらの難しさ、つまり「矛盾」を抱えています。

その「矛盾」をうまく工夫をしながら解消する、手当していく、ということが「運命の改良」であり、
その矛盾をうまく解消する、手当てする、ということのためには、
自らの立脚点、つまり環境を知らねばならなりませんね。

同じことをするにしても、時期や方法、思いの持ち方(=エネルギーの発揮の方向)というのを変えるだけで、より良い効果・現象につなげることができるものです。

世の中、ラクに生きたい、という人は多いですが、
宿命と環境を認識したうえで、適切に行動を選んでいくこと、
つまり、本来自分が持つ才能や能力を活かしやすい環境を選んで発揮していくことは「ラクに生きる」ことにもつながります。

そして、宿命と環境の双方を正確認識することは、その「認識する」ということだけで、自然とラクに生きる道に導かれるものでもあります。

その意味で、
算命学を学ぶ上では、算命学を学ぶことと同じだけ、環境を知る、時代を知る、世の中を知る、ということが大事であるといえます。

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