成長と拡大 混ぜるな危険

先日、某業界新聞のコラムで、
「成長と拡大 まぜるな危険」という内容のものがありました。

ひらたくいえば、
成長というのは質の向上であり、
拡大というのは量の増加なので、

ベクトルがまるで異なりますよ、
まるで異なるベクトルのものを同時に目指すのは危険ですよ、

…というのがそのコラムの趣旨でした。

このコラムを読みつつハタと気づいたのですが、

合法の時期というのは拡大する時期、量を増加させる時期であり、
散法の時期というのは成長の芽を育てる時期、質の向上に向かう時機といえるんじゃないかな、と思ったのですがどうでしょう。

例えば、天中殺の時期というのも、
動けない、という意味では散法の時期に似ているわけですが、
そういう時機というのも、
成長の芽を育てる時期、質の向上に向かうのには最適な時機なのだろうと思います。

一方で、天中殺ではない時期、さらに合法などがめぐる時期などは、
成長や質というのはひとまず棚に上げて、とりあえず拡大する、量を増やす時期といえるんじゃないかな、と思います。

半会での前進ってけっこう雑というか大雑把な前進になりがちです。
一方、対冲などあると細かいところに気がつくようになりますね。
(壊れるのがデフォルトなので、自然と細心の注意を払うようになるからでしょう。)

そして例えば、合法と散法が同時にめぐるからといって、
成長と拡大を同時に目指そうとすると、エネルギーが膠着して空中分解してしまうので、
慎重に対峙していくことが必要で、

基本的にはまず、散法=質の向上を先に消化して、その後に合法=量産に向かうのが良いということになるのだろうと思います。

そう考えると、散法の時期、天中殺の時期の過ごし方が俄然有意のものとなるなぁ、とちょっと嬉しくなりました。

もちろん、天中殺中などは、そこに「外向きの発展を目指す意図」があってはいけないのはいうまでもありませんが、
「過ごし方」という意味では、そんなふうに過ごせば有意に過ごせるのではないかな、と考えた次第。

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