受験と算命学

先日の弟の子供の受験について、
「算命学的に、受かりそうな時期だったんですか?」という質問を頂きました。

受かりそうな時期か?といえば、
只今現在小学六年生の子供たちというのは多くが子年生まれ(早生まれでなければ)なので、節分前に受験及び受験結果が出るならば、
東方比和となり、存在感が増すタイミングでありその先において人生の一区切りとなるタイミング。
自分のアイデンティティが確立し、自分の力を発揮しやすい時期であったといえます。

一方、節分以降に受験し、受験結果が出る場合、子丑の支合で順当に道が開くタイミングなので、
真面目に勉強してきたならば、その結果が順当に出るタイミングだったといえるだろうと思います。

ちなみに、高校受験のタイミングは、早生まれでなければ節分以降の受験の場合、誰しも半会がめぐるので、
只今現在小学生六年生の早生まれの子供たちは、中学受験をしていなくても、高校受験で大きな飛躍が出来る可能性があります。

一方、大学受験のタイミングでは、節分後の場合、対冲がめぐりますので、順当にはいきにくい感じがあるので、
安全を見るなら大学付属の高校に行くとか、推薦前提で大学を目指すとかいうことが望まれるかもしれません。

…もっとも、こうしたことは、只今現在小学六年生の早生まれではない子供、
つまり子年生まれの子供であれば、等しく同じ条件なので、それをもって有利不利を語れるものではありませんし、
そもそも現役で大学受験をする場合には、誰しも節分明けには東方対冲がめぐるので、
他の要素での比較、あるいは何かしらの工夫をもって臨む必要があるだろうと思います。

さて、ここまでは子供の命式(生まれた年)を前提に書いているのですが、
実際のところを言えば、中学受験にかかわらず、子供の受験結果というのは、
案外と、子供の命式よりも親の命式の位相法のほうの影響を受ける感じがあります。

とりわけ、大人が大喜びするような受験結果というのは、
たいてい親のほうで半会やら大半会やらがめぐっていて、
その子供の受験結果が親の人生を開いていく感じがあります。

もちろん、子供の頑張りあってのことですが、
それでも親の位相法のほうにより根拠を見つけやすいのは、
なんだかんだといって、受験というのは親のサポートの賜物的な感じだからなのだろうと思います。

実際、お子様を通しての人間関係は、いろんな面で違う世界を垣間見るきっかけになる、ということがいわれますね。

ちなみに、
伸びる子供、というのは、父親と母親が一貫性をもって育てているそうです。
つまり、父親の言うことと母親の言うことが基本的に一致している家に育つ子供が伸びる、ということです。

父親の愚痴をいう母親の子供とか、
母親の不手際を子供の前で指摘する父親の子供というのは、
一貫性がないために混乱し、成長や勉強に向かう姿勢に揺らぎが出るために不利なのだとか。

そういえば、算命学でも同じようなことがいわれます。
算命学でいわれるのは、「家系を発展させる子供」の父母の星についてのことですが、
内容としては、同じようなことを言っています。

個人的には、中学校から私立に行く必要というのをあまり感じていないので、お勧めするものではないですが、
気になる方はこうした視点も意識しておくと良いかもしれません。

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