宿命中殺の人生は大海の波のうえを流れていくのに似ている

宿命中殺がある人とない人の人生について、

宿命中殺がない人というのは、パイプの中を生きるような、安定感はあるけれど、上にも下にも突き抜けることがない人生、といわれます。

一方で、宿命中殺がある人というのは、そのパイプという枠がない中を生きるような、不安定ではあるけれど、上にも下にも突き抜けることがある人生、といわれますね。

これについて考えていたんですが、
宿命中殺がない人というのは、川の流れの中を生きるような、
その川というのは人工的に橋を架けたりダムを造ったり、場合によってはそこに川床を造ったりすることができるような、
そういう人工的、人為的なものがある程度奏功する人生である一方、

宿命中殺がある人というのは、大海の中で生きるような、
その大海というのは、ただただその大海の波の上を流れていくしかないような、
ある程度、方向性を出すことは出来たとしても、とてもその波を操ることなどできないような、
そういうダイナミックな自然の流れの中で生きること、そう腹をくくって流れに逆らうことなく、
つまりは人為的な何かに頼ったり、人工的な何かを寄る辺として求めたりしない生き方が奏功する人生、ということなんだろうと思い至りました。

これはつまり、
宿命中殺があるような人は、
大海を生きるにあたり、人為的な何かに頼ったり、人工的な何かを寄る辺として求めたりしたら、
その人為的な何か、人工的な何かがその大海の大きな波に飲み込まれるそれに一緒に巻き込まれてしまうのだろうというお話です。

さらにいえば、
宿命中殺がある場合、「流れが来たら素直に乗る」ということが大海の流れに乗るということであり、
大海の流れに乗ることができれば、「すごいところに行きつく」ということで、

流れが来ているのにそれを拒否したり、
何かにつかまって留まろうとしたりすると、
大海の藻屑になる、とまではいわないまでも、流れに逆らう生き方ということで、
本来の能力や才能を活かすことが出来ず、さらには宿命に与えられた役割を果たすことができないということになるのだろうと思います。

こうしてみると、
宿命中殺の生き方というのは、教育委員会制度下にある学校教育で教わること、
あるいは、高度経済成長の先において学歴社会を形成した大人たちの言うこととは真逆の生き方であり、
宿命中殺があるような人には「ロールモデル」というもの自体がなじみませんが、
敢えて誰かしらロールモデルを探すなら、宿命中殺があって幸せそうに生きている人がそのロールモデルとすべき人であるのだろうと思います。

そしてそのときには、
「あの人は有名人だからそれが出来るんだ」
などという言い訳は封印することが大事であるように思います。

そもそもですが、宿命中殺がある人は、いわゆる「同級生」とか「地元」とかの世界観で生きるべきではない人なので、
自分をそういう「有名人ではない一般人」とカテゴライズすること自体、自分を正確に捉えていないように思います。

宿命中殺がある人とうのは、本質において「一般人」ではありません。

ちょっと言葉が過ぎる感じもありますが、
そういう自覚を持った宿命中殺のある人から、活躍に向かっている気がしますがどうでしょう。

言い換えれば、
宿命中殺がある人というのは、
踏襲するとか人真似をするとかではない、
「他人がいかない道」をいく、ということで活躍に向かえる、ということでもあるように思います。

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