宣伝や紹介を採用しない理由と生月中殺

先日、知り合いの方から「宣伝」しませんか?
というご提案をいただきました。
ブログのPVが上がってきていることについて、
何か起爆剤をしかけましょう、みたいなお話です。

…けれど、今回はお断りしました。
今後、もしかすると、そういうことを検討するフェーズがあるかもしれないのですが、
只今現在は、けっこう「いっぱいいっぱい」みたいな感じで、
日々ブログを書き、note を書き、勉強して、講義を受け、さらに古典や教科書の読み直しなどしつつ、
友達と会ったり、買い物に行ったり、お掃除したり…しているだけで、
既にあまり「余力」はありません。

漢方の勉強も始めましたし笑

これは感覚ですけれど、
「宣伝」というのは、余力があるひと、あるいは余力をつくれる人がやるべきものであって、
一人でコツコツやっている何かについては「宣伝」っていらないんじゃないかな?
…と思うのですがどうでしょう。

自分がコツコツやっていている先にある反応なり反響なりというのが「等身大の評価」であって、
そこをきちんと固めていくことでしか、次のステップには進めないし、進むべきではないのではないか?
…と、私は考えています。

まぁ、それ以外にも理由は色々あります。

私は自分のFacebook ページにはブログのURLを基本的に張りません。
知り合いに算命学の Facebookページへ「いいね!」してくださいと頼んだこともありません。
このあたりは、大きな会社で働いていると職業倫理的に備わる感覚だと思います。

実際、そういう「ゲタをはかせる」「評価を水増しする」ということをしている人たちの中に、全国区で活躍している人というのを見たことがありませんし、活躍しそうな人もあまりいない印象があります。

「知り合い」の中で甘えながらできることには限りがありますし、
「知り合い」の中で励ましあい、甘えあい、慰めあっているうちに何年も経っていた、というひともけっこういるような気がします。

商売なら、それでもいいかな、と思うのですが、
私の場合は、「算命学を深める」という第一義の目的があるので、
それを踏まえるなら、無駄に励ましあい、甘えあい、慰めあうような輪の中に入っている場合ではない、という思いがあります。

これは、「何かに急ぐ」ためではなく、「自分のやるべきことを深める」という目的のためで、
だからこそ、名前も出さず、目立たずひっそりやっています。

ちなみに、基本的には余程でなければ紹介も受け付けていません。
そもそも初見の方をお断りしていないので、紹介もなにもないのですが、
基本的には、ご本人からのご依頼・ご相談でなければ、受け付けないことにしています。

なぜか?

それは、私に生月中殺があることと関係しています。
生月中殺というのは足場が揺らぐ、基盤が揺らぐことで自由で発展的な方向に向かえるものなので、
基本的に既存の評価の先にある「紹介」では、最大限のパフォーマンス、対応を提供できないからです。

生月中殺というのは、
「いつ何時、何が起こるか分からない」という不安の中で輝きます。
「誰にも期待されていない」という状況のほうが頑張れたりします。

メジャーリーグでも大活躍した新庄剛志さんは、
ポイントポイントでは活躍されましたけれど、多くの期待の目が集まるところではなぜか失敗することが多かったですね。

これについてご本人は、
「期待されるとダメなんだよね」
…と言っておられました。

新庄さんも生月中殺の人、そうだろうな、と思いました。

このところ、「新しいことをしようと思っています」というご相談が多いです。
ぜひ、何かを始められる際は、ご自身の性質に合った方法をとられることをお勧めいたします。

そういえば、
「算命学を仕事にしたいです。」
という方からのご相談もけっこうあります。

そういう方は心からの応援しています。
私にできることは限られますが、
勉強法や読んだ本などはお伝えできます。

宣伝はしませんが、
算命学を学ばれる方の裾野が広がることは、良いことだと考えています。

⭐︎noteのサークルは随時参加者を募集しています。4か月目になりました。
https://note.com/kinugyokutoan/circle

⭐︎戊亥天中殺が不安定な中のほうが頑張れる理由はこちら:https://note.com/kinugyokutoan/n/n646588da4bb6?magazine_key=me78c30f98d89

⭐︎6月四週目のマガジンはこちら:https://note.com/kinugyokutoan/m/m590de5be763e

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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