陽占の星図は多次元曼荼羅的に活用する

先日、ブログをSLL化したからか、ふと気づいたらPVがかなり上がっていて驚きました。
GoogleはSLL化していないと振り落とすそうで、
まわりにそういうことを教えてくださる方がいることに感謝です。

とはいえ、私は人間関係がとても狭いです。
そういうと、「でもけっこう知り合い多いよね?」といわれるのですが、
「会社」「近所・友人」「算命学」「有志」…といろんな方向において「狭い人間関係」を築いているので、
はなれたところから見ると、「人間関係が広そう」に見えるかもしれません。

…が、実際にはとても狭いのです。
狭く深い人間関係が好きです笑

ちなみに、私にとって、

会社は東方
近所・友人も東方
算命学のインプットは北方
算命学のアウトプットは南方
…そして自分にとって同志といえる「志ある友人」というのは西方の存在です。

一般的には、以下のような配置図で語られることが多いので、なんとなくちがう?と思われそうですが、
以下のカタチはは「基本形」であって、実際には視点や状況により様々に変化し応用できます。

     北方
     目上
      |   
西方 ― 中央 ― 東方
配偶者  自分   友達・仕事       
      |
      南方
     目下

この東西南北中央の五行の配置図が「実際には視点や状況により様々に変化する」というところは、たぶん算命学における「キモ」の一つであり、
これを理解し様々に変化するその姿を応用しながら使っていくことが「算命学を処世術として活用する」ということのためには不可欠であろうと思いますがいかがでしょうか。

ちなみに、この東西南北中央の五行の配置図が、様々に変化する、それを活用するために学ぶのが「陽占八門法」です。

陽占八門法では、中心星をベースに星を八門法に配置して、その関係性をみていくことができます。

     北方
      ↓
西方 ⇒ 中央 ⇒ 東方
      ↓
      南方

※「⇒」は相剋です。

北方からは助けられ、
南方へは助け応援し、
西方からは駆り立てられ、
東方へは向かっていく…と、いうのが八門法の図ですが、
この八門法というは、様々に応用できる「打ち出の小槌」のような魔法のツール。

中央に、様々な星を配置しながら、 友達との関係においてどうするか?
後天運でめぐってくる星にどう対応するか?
身内相手の商売はどうしたらよいか?

…というようなことを捉えていくことができます。

つまり、陽占の星図というのは、実は多次元的に発展する潜在力を持っているということで、
これをもって高尾宗家は原典において、

「陽占は曼荼羅のように展開・発展する」

…ということを書いておられます。

只今現在、noteでは、「八門法の多連変化」として、貫索星から順番に書いているのですが、

これは、
貫索星が中心になる場合に配置される10大主星との関係、
石門星が中心になる場合に配置される10大主星との関係、
鳳閣星が中心になる場合に配置される10大主星との関係、
調舒星が中心になる場合に配置される10大主星との関係、
禄存星が中心になる場合に配置される10大主星との関係、
司禄星が中心になる場合に配置される10大主星との関係、
車騎星が中心になる場合に配置される10大主星との関係、
牽牛星が中心になる場合に配置される10大主星との関係、
龍高星が中心になる場合に配置される10大主星との関係、
玉堂星が中心になる場合に配置される10大主星との関係、 …のすべてを書いてて、全部で100通りになります。

これだけみると、「二連変化」じゃないの?と思われそうなのですが、
八門法が曼荼羅のように変化させながら展開していく、ということは、これを実際に活用する段階になると、実は、二連、三連…最大十連変化まですることがある、

…だから「多連変化」なのです。

つまり、陽占の星を持つ人であれば(みんな持ってますね)、 誰しもが、この100通りを活用する局面があるということなので、すべて「知ることの意味」や「活用する局面」はある、ということ。

一般的なお教室の教科書などにおいては、 割とシンプルに数行程度、場合によっては一言二言でそれぞれ説明されることもある多連変化の100のパターンを、 割とがっつりしつこく、時間もスペースも割きながらnoteでは書いているのですが、 これがなぜかといえば、活用の幅がものすごく広くて、より深く算命学を掘り下げていくときには、 この思考がなければ途中で理解できなくなってしまうことによります。
(noteのサークルで根気強くお付き合いくださっている方、ありがとうございます。)

何人かの方から、 「貫索星は自分の主星ではないので、今週のnoteのマガジンを購読するか迷っています」 というようなメールをいただいたのですが、
八門法を活用するときの「中心星」というのは必ずしも「星図の主星」ではないので、活用する局面はありますよ、というのが私からの回答です。

説明自体は、基本的に、自分の主星=中心星 として解説しているのですが、
この多連変化の説明において、なぜ「主星」ではなく「中心星」と書いているかといえば、
この「中心星」が必ずしも「主星」ではないからです。

…ちょっと難解な内容となりましたが、
ざっくり、算命学、その中でも割と理解しやすいといわれる陽占も、実はとても奥深く、様々に活用できるものなのですよ、ということをお伝えいたしたく、書いてみました。

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https://note.com/kinugyokutoan/n/n605a49e074d4

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Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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