貫索星の話

貫索星という星があります。
木性の守りの陽の星です。
そのとおり太陽を燦々と浴びて真っ直ぐに伸びていく大樹の星です。

「寄らば大樹の陰」という言葉がありますが、大樹は自分の存在が寄って来る人を守ることを知っているので、自分の存在・成長する環境を守るこのを志向します。

頑固とかマイペースと評されることもある星ですが、
大樹が何かに合わせたり影響されたりすると曲がってしまって大樹として人々の役に立つことができなくなります。
大樹は、黙っていても本質的な性質として「真っ直ぐに伸びる」という本能を持っている、
生まれながらの正しさを持っているので、
頑固にマイペースを貫くことこそが正しく、結果として自分も周りも守ることにつながる、そんな星です。
そして、その星を持つ人は、そのことを自覚しています。
なのでそれを外側から見ると頑固にもマイペースにも見えます。

調舒星や龍高星というのは、孤独の中で精神性の高いモノゴトを創っていく星ですが、
貫索星のは、人と関わりながらその中で自分のビジョンを「現実の中で」具現化できる星、という言い方もできます。
関わりあうけれど、人の考えに左右されず、自分の考えるビジョンを堅確に構築する、
自分の考えに賛同する人たちを従えて、
現実世界で、自分のビジョンを現実に構築する星。

よってこの星を持つ人は、
サラリーマンなどになっても独立しますし、本質的に大きな組織の歯車には向かない星です。
自分の会社を起こして自分のビジョンを実現します。

ちなみに、宿命にこの星を持たなくても、
大運でこの星がまわるとサラリーマンなら独立の機運に恵まれます。
また、若い時期にこの星がまわると自立心が育まれるともいわれます。

真っ直ぐに伸びる星であり、
変化を好まず、考えや環境を守り続ける質の星なので、幼少期の教育や環境がとても大事でもあります。
自分にとってのスタンダードが構築されると、それをベースに真っ直ぐ伸びるので、
スタンダードの構築の際に深い教養を備えておくと、それがどんどん伸びていきます。
例えば、玉堂星の正統派の知性に育てられると水生木、陰水×陽木の和合で健やかに育ちそうだな、と思います。

以下余談ですが、
私は貫索星を宿命には持ちません。
が、二旬目、十代の半ばから二十代の半ばにこの星が回っていて、
一人暮らしを始め、経済的にも精神的にも独立したのはその時期でした。
振り返るとなるほど、と思います。
その頃は起業にもものすごく興味を持ち、ベンチャー社長のパーティにもあれこれ参加したりしました。
ベンチャーブームだったからだと思っていましたが、そういう機運だったんだなぁと思ったりします。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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