結婚の目的と日取りと六曜の話

先日、結婚するのはいつが良いかという相談を頂きました。
「結婚に良い日」と一言で訊けば答えが得られると思われたようなのですが、
算命学の答えというのは、
ガチャガチャをガチャっと回して景品が出てるように答えが出るものではありません。

 

その結婚によって何を目指すのか?
その結婚によって何を果たすのか?
その結婚において自分は相手に何をしてあげたいのか?
あるいは何かをしてもらいたいのか?
その結婚の意味は何か?

 

という結婚の枠組みが分からないと、なかなか適切な回答が出来ません。

 

愛情が信頼関係につながり、
その信頼関係の元で何かをめざす、
その意味では愛情が必要ともいえますが、

算命学の結婚とは、
二人で何かを果たすためのものなので、
それには愛情よりも相性の方が大切なこともあります。

 

「好きだから結婚します」とか
「相性がいいから結婚します」とか、
もちろんATM婚などに比べればずっと良いのですが、できればそこに目的があると、
適切な日も選びやすいです。

 

前に理的結婚と情的結婚について書きました。
こちら:https://kinugyokutoan.hatenablog.com/entry/2018/10/20/231645

人間がその宿命を果たさんとするならば、こうした心構えある結婚が望まれます。

 

「そんな打算的な結婚なんて」
と言われそうではありますし、
まぁ世の中の大半の人はいちいち目的を考えて結婚をしてはいないので、
必ずしも意識する必要はないのですが、
敢えて「算命学で良い日取りを」と考える方は、自ら発起して結婚に臨んでいただきたいもの、と思います。

 

また、結婚の時期というのは子供やその後の人生の浮き沈みにも大きく影響します。

天中殺中の結婚は子供の宿命に必ず現れますので、子供に後を継がせたいという思いのある方はその時期の結婚は避けたほうがいいでしょうし、
既に地位や収入を得ている人であれば、無駄に広がらない相手を選んだ方が安心です。

 

結婚の日取りが決まった後で、
「どうでしょう?」
と相談に来られることもたまにあるのですが、とても私では対応いたしかねるので、プロの方をご紹介するようにしています。

 

なお、一般的に結婚式の日取りなどを選ぶときに気にする大安や友引などのあの「六曜」。

こちらのほうが一般的には馴染みが深く、
「江戸時代の迷信」などと言われたりしますが、不動産業界などでは今なおその日取りを神経質に選ぶ方も多くおられ、カレンダーなども六曜の記載のあるものが喜ばれたりします。

 

これは、1年12ヶ月の理法から正反対の月同士をセットにした対冲理論から生まれています。

言い換えれば、
12ヶ月を円に並べて正反対の月同士の旧暦の1日が同じ六曜になります。

六曜の日取りの決め方は、陰暦の月の1日で以下のように切り替えられると決まっています。

・1月と7月(旧暦)の1日→先勝、急ぎの願い事は吉。
・2月と8月(旧暦)の1日→友引、朝夕は吉、午の刻は凶(今世だけの結びつき)
・3月と9月(旧暦)の1日→先負、午の刻から酉の刻まで吉
・4月と10月(旧暦)の1日→仏滅、諸事大凶、病にあえば長引く。
・5月と11月(旧暦)の1日→大安、門出に吉、来世まで続くといつ言い伝え。
・6月と12月(旧暦)の1日→赤口、所持大凶、火元に注意。

なお、大安にあたる陰暦5月な午、11月は子。
これは子午線、つまり南北の結びつきを意味しているのですが、
陽占における南北が精神を表しているのと同様に、南から出た霊魂が北に帰っていくことによっており、
来世まで添い遂げられるように、という願いが込められています。

 

参考:『神仙と相交えて』今宮由き

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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