異例のトップ人事、みずほ信託次期社長と銀行の社長になる宿命

みずほFG傘下のみずほ信託銀行の梅田圭常務執行役員が4月1日付で社長に昇格するそうです。
業界内の格付けとか、持株会社傘下の社長だとか、さまざまに難癖をつける人がいるかもしれませんが、メガバンク傘下の中核を担う一社である信託の社長が54歳というのはどう見てもやはり早いなぁと思います。
このところ、メガバンクでは初の副業解禁など新しいことを様々に取り入れているみずほグループだけに、人事でもチャレンジャブルなことをやっているのかもしれません。

さて、自分の業界ということでウォッチしている銀行業界の社長人事ですが、
銀行業界の社長には一定のパターンがあります。
で、気になったので調べてみればこの方もやはりそのパターンに当てはまっていました。

ポイントは3つ。
①20代から40代の大運の東方で半会、大半会、支合が2旬以上めぐっているか、社長になるタイミングで半会、大半会か支合がめぐっている。
(連続でなくても可)
②身弱又は身弱寄りの従星、身強の場合は天禄星。
(たまに天南星、天将星がある人もいるけど稀)
③牽牛星がどこかにある。

※「銀行の社長」と書きましたが、割とかための大組織の社長は概ね同じような傾向があるように思います。

さて実際、この梅田時期社長は、
31歳からの大運で東方大半会、
41歳からの大運で支合がめぐっています。

従星は天禄星、天印星、天貴星。
銀行員らしく天禄星があり、それ以外は身弱の星。
天印星や天貴星は身弱というより身中というほうが適切な気もしますが、
主に不動産畑を歩んでこられたそうなので、有形のもの、それも土地建物を扱うお仕事をされる上では、これくらいがちょうどよく、取り分け壮年期にめぐる土性の星から出た天印星がうまく作用したように思います。
(土性の星と不動産は親和性があります)

そして主星は牽牛星。
ちなみに北は玉堂星。本来、北が相生だったりすると、やたらと出過ぎた生意気な人にもなり、歳を重ねるごとに目上の人には嫌われてしまうこともあるものですが、陰水と陰金の相生で動きが出て、目上に可愛がられたりしたのかな?と思ったりします。
なんといっても壮年期は可愛がられる天印星、日干支の従星は生意気だけど素直さがある天貴星ですし。

一方で、東西南は火性の星で、なんとなく怠け者🦥にもなりそうな、あるいは粗野にもなりそうな気配はあるものの、不動産畑というフィールドではそれもむしろプラスに働いたのでは?とも思いますがいかがでしょうか。

とはいえ、決して下格の人ではないのでどっぷり不動産屋というわけでもなさそうでもあります。
(信託銀行の不動産畑ど真ん中で活躍しようとするなら下格でないと難しそう)、
実際、海外勤務や企画部門も経験しているということは不動産どっぷりではなかったということだろうと思いますし、だからこその社長抜擢でもあるのでしょう。
なお、牽牛星の大運なので主星牽牛星が最高に光るタイミングでもありました。

いやはや、他行の社長をつかまえて、勝手なことを書いてすみません、でもたいへんに参考になる、そして想定の枠にピタリとハマる方で勉強になりました。
ありがとうございます。

それにしてもこうしてみると、
その機運のない人は、無理にがんばらなくても良いような、無駄に頑張る必要もないような、そんな気もしてきますね。
自分の咲くべき場所で咲きましょう🌷的に。

※ちょっと気になる点がありますが、気づかれますでしょうか?
これについてはウォッチして、顕在化したときに書こうと思います。

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