過保護に育てられる人、例えば後藤久美子さん

玉堂星と龍高星は母親の星です。
玉堂星が「正母」、龍高星が「偏母」といい、
玉堂星がある人は、いわゆる良妻賢母といわれるような母親らしい母親との縁がある人、
龍高星がある人は、ちょっと変わった、ときに破天荒な母親、場合によっては父親の代わりをするような母親との縁がある人、ということになります。

玉堂星と龍高星がなぜ母親の星かといえば、
自分を生んでくれる星だからです。
(日干の五行を生じる干という意味で)

よって、こうした五行が星図にある人は、
母親のみならず、目上の存在からサポートを得ることができます。
目上のサポートを受けることで宿命との一致、
目上のサポートを受けることで運命が稼働する、
という言い方もできます。

さて、後藤久美子さんの命式を拝見していたのですが、この人は玉堂星と龍高星が全部で4つある人。
玉堂星は一つで、正母は一人にしても、これだけたくさん母親の星があると、母親との縁は希薄な人ということになります。

父親や母親のような「一人」であるのが一般的な存在の星が2つ以上あると縁が薄いととらえます。
実際、母親の元を離れて外国に行ってしまわれましたね。

「行ってしまわれた」と書きましたが、
龍高星が3つもあれば外国に向かって順当、
母親の星がたくさんあるので縁が薄くて親元を離れたのも順当、
よって、彼女は宿命どおりに生きている人ということになり、だからこそ今なおキラキラと輝きながら活躍されているのだろうと思います。

なお、
海外に向かい親元は離れましたが、
この人は「後藤家」の家運を上げ、家系を守る役割を担っているのだろうと思います。

陽占の星図における北の星と東の星が同じ龍高星であること、
これを「父母同星の宿命」といいますが、
こういう宿命にある人は、家系を守り、家運を盛り立てる役割を担います。

※「父母同星の宿命」の詳しいところはサークルの方に書きました。
サークルはこちら:https://note.com/kinugyokutoan/circle

ちなみに、龍高星・玉堂星の多い宿命は母親との縁は希薄であるものの、
過保護に育てられた人である、ということでもあります。

龍高星・玉堂星がたくさんあるということは、
自分を生じてくれる存在がまわりにたくさんいるということで、
まわりからのサポートをふんだんに得られる宿命の人、ということでもあるからです。

龍高星・玉堂星が三つ以上ある場合、
ハ相局(印局)の要素が出てきますが、
(五つが正式ですが、三つ以上あると要素は半分くらい出ます)
ハ相局印局は先祖の恩恵を強く受けるともいわれるので、
その意味では、まわりの人からのサポートのみならず、先祖の恩恵までも強く受ける恵まれた人、ということにもなります。

しかし、恵まれるからそれが即ち幸せかといえばそうとも限らず、
恵まれた環境にあって成績優秀、頭の良い人に育ちますが、
恵まれた環境、過保護にサポートフルに育つからこそ自分から何かを発する、表現するということに向かいにくいという面もあり、結果として暗い印象とか秘密主義とかいわれるようにもなります。

もっとも、そういう「過保護でサポートフルな環境」を得て、玉堂星的、龍高星的な何かを極めることで、
自分から発したり表現したりしなくても、自ずから滲み出る何かが現れる水準まで極める、究めることができれば、それは人の一目置くところとなり、自然と多くの人に伝わっていくものもあるので、
(後藤久美子さんなどはまさにそういうケースですね)
玉堂星・龍高星のたくさんある方は、そういう道を目指してみると健やかな発展に向かうのかもしれないな、と思いました。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

5 件のコメント

  • 私は玉堂と龍高一つずつ(北と東)あって、生年中殺持ちです。大卒以来海外でハッピー、ずっと日本に戻っておりません。仲が悪いわけではないのに子供のころから両親に理解してもらえず苦しんできました。午未天中殺で初孫の私は親戚中から可愛がられ、あらゆる職場でもとにかく上から目をかけてもらうことが多いのに、どうにもこうにもなんで自分の親だけ、と悩んでいたものです。当時算命学を知らずして、このままでは自分がダメになりそうな焦燥感にかられ、親の理解の範囲外に飛びだすことで自分の世界を確立し、環境の違いと距離を言い訳になんとかお互いの心の平和を保ってこれたので、何となく正しい道を選んだ感はありました。生年中殺という概念を最近知り(そんなレベルです。。。)腹落ちしたばかりだったのですが、玉と龍(略しすぎ?)が二つ以上でも親と縁が薄くなるんですね。その部分でも宿命通りに生きてこれてなおさらセーフだとしたら感慨深いです。そういえば父も玉龍一つずつ、母は龍3つ、両者異常干支持ちで、害、破、冲もあって親兄弟と独特の距離感があります。

    • のりっきーさん、コメントありがとうございます!
      算命学で一つ一つ紐解いていくと、家族のこと、親族のこと、自分のこと、色々と理解できることや発見することが多くて面白いですよね。
      そうやって、読み解いていくうちに自分はどこに、何に向かうべきかも見えてきたりします。

      自然に進むべき道、親を離れ海外に向かう選択ができたのは、玉龍の先祖の恩恵恩徳によるものと思います。
      守られていますね。

  • はじめてコメントいたします。算命学初心者です。

    私は、玉堂2つ龍高2つあり、戌亥天中殺の宿命二中殺により中殺されております。
    (禄存星も生日中殺により中殺)

    現在30代後半(独身)、30歳まで実家暮らしでした。
    両親ともに私のことをとても心配しており、母親はたまに電話をくれたりしますが、父親とのコミュニケーションはほぼなしです。

    確かに過保護に育ちましたし、社会人になってからも目上から助けて頂いたことは多くあります。
    (今振り返ると感謝の気持ちを伝えておけばよかったと後悔しております。)
    ただ、両親、目上ともに良くも悪くも変わった人が多かったように思います。(私自身も変わり者です。)
    変わり者なので周囲の評判は良くなかったり(馬鹿にされてたり)します。(私自身もそうです。)
    これもすべて、玉堂龍高の陰転のためかと考えたりしております。

    >自分から発したり表現したりしなくても、自ずから滲み出る何かが現れる水準まで極める、究めることがで
    >きれば、それは人の一目置くところとなり、自然と多くの人に伝わっていくものもあるので、
    自分の人生をかけて、極めるべき対象と出会っておりませんが、いつか出会えると信じて生きていきます。

    • 左脳さん、コメントありがとうございます。
      玉堂龍高が多いことは過保護に育つということでもありますが、それだけ目上の恩恵を受けられる人でもあるので、ぜひそれを生かし、上手に生きていかれると良いと思います。

      「変わり者」というなら私も多分「変わり者」です笑
      この時代に算命学を真剣に学ぶような人は多かれ少なかれ「変わり者」なんだと思いますが、
      「変わり者」でありがたいのはその特化する世界が明確で、故にそこに興味がある人しか寄ってこないところにあります。

      今のようなネットやSNSが全盛の時代にあっては「変わり者」であることはむしろ武器になるのではないでしょうか?
      狭い世界では「変わり者」でも、より広い世界に立てば、その「変わったところ」にフォーカスする人にも出会いやすくなります。
      その意味で、宿命二中殺でもあられるなら、より広い世界を視野にたくさんの玉堂龍高を活かせる世界を目指されると良いと思います。

      そもそもですが、4/5が龍高玉堂ということは、八相局に準じます。
      陰転というなら普通の平凡な人に混じって彼らに合わせようとすることに原因があるのかもしれません。
      きちんと偏りに誇りを持ち、その水性の星を活かすべくとんがってみても良いと思います。

      若いうちは大抵苦しいものですよ?
      若いうちからラクで平和です、などという人は、逆に壮年期、晩年期に苦労したりします。
      そのことが分かるのはまだ先かもしれませんが、自分の命式星図を大切に、誇りをもって生きていかれますよう応援しています。

  • 初めまして。随分前の記事ですがコメントさせて下さい。
    私は主星・鳳閣星、北東西に龍高星を持っています。
    最近算命学を知り、調べていましたら、私の場合は相剋関係で良いことは書かれておらず、
    また龍高星三つは気がふれやすいなど、こちらも良い内容は見つけらず、大変残念な気持ちだったのですが、
    ようやく前向きな記事に出会い、嬉しく思いコメントをさせて頂きました。
    笑ってしまったのが、偏母です。
    私の母は、男勝りでエネルギッシュ、大変強い女性で、父の兄は母のことを「ヤクザの娘」と信じています笑
    大変過保護なのも大当たりです。また、学生時代から年上の方に目をかけて頂くことが多く、ここまでこれたのは、年上の方に可愛がられてきたからだと以前より感じていました。
    20代は海外ばかり行き、仕事は服飾デザイン関係で独立10年、しんどい事も多いですが、年4回の海外出張で何とか日本の生活と折り合いをつけている感じです。
    学生時代からよく変わっていると言われ、日本で居場所を見つけることがなかなか難しかったのですが、仕事を通じて海外へ行き、何とか自分なりの居場所を作れた様な気がします。
    夫は外国人、日本大好きなので、今後の移住は難しそうですが、60歳になったら語学留学してみたいと思っています。

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