庚子年の展望

来年の干支から読み解く展望について考えてみました。
まだまだ学びが浅く、不備不足も多いと思いますが、これも学びの一環ということで参考にご案内いたします。※少しネガティブです。

 

干は天の気で、世の中の動きや空気の様子、あるいは権力者の動向などを示し、
支は地の気で、現実的なことや身近な生活における様子を示します。

 

庚は陽の金性なので、強い実行力や遂行力ある動きが感じられますが、動乱含みで落ち着きや平穏さは欠けそうです。
子年は十二支の最初の支、新たなスタートを切るタイミング。但し、新たなものが生み出されつつもそれがすぐに芽吹くわけではなく、忍耐もまた必要とされる時期です。

 

庚子としてみれば、
昨年に続き異常干支の年なので、「ちょっと変」なことが起こります。
金生水と生じられるので、昨年のような衝撃を伴う災害の気配は感じられませんが、水の災害には引き続き注意が必要かもしれません。

また、上に下が生じられて強まる、その強まる地支が子である点からは庶民大衆の力や声が強まるという見方もできるように思います。とはいえ、その庶民大衆がそれによって何かを成す、成し遂げる時期ではありません。

 

火性土性が弱まるという観点から見ても、国民経済は不安定感、不透明さを増しそうです。
実際、経済面ではイギリスのEU離脱アメリカの大統領選など日本にも影響の大きそうなイベントが控えていますし、中所得以上の会社員の所得控除縮小などもじわりと効いてくるように思います。

 

国の状況は国のトップの運気にも左右されるものですが、安倍首相の東側に天剋地冲がめぐるので、政治がらみでの混乱というのもありそう。
冬至が明けたタイミングで秋元議員が逮捕されたことなど既に気になる動きもあります。
安倍首相の大運が日干支と律音の時期に入るので、首相を退くということは大いにありえそうに思います。
(大運は10年なのですぐではないかもしれませんが)

 

また、庚は金の陽性で武器や武力、子は陽の水性で海と捉えると、海上自衛隊の中東派兵もそれらしい動きということになります。

 

ちなみに、気配は天干が先にやってきて、地支の気配は後からです。
よって、年の前半は混乱し、その後冷静さを取り戻すとか、そこから大切なことを学ぶという流れになるといいなと思います。

但し、水が極まると大いに学ぶその先において知の暴走ということもありえます。

理論理屈でモノを語り論じ合う風潮も予見されますし、
才気走り、ずる賢さによるおかしな事件などがあったとしても、異常干支の年であればそういうこともあるかもしれません。

 

日本という国を年運で見れば、龍高星がめぐるので改革の機運が高まり、そうした知識知性、理論理屈を語れる人が活躍するように思います。
算命学という智慧が世に役立てられるようなこともあるかもしれません。
従星は天将星なので、そうしたことを力強く牽引する動きの一方、大きな反発もありえるように思います。

 

日本の大運は引き続き丁酉。
年干の丁が実気となり日本の神秘性が世界の注目を集め観光立国として多くの旅行者が来訪したり、移住者が増えたりすることが続きそう。
この大運のど真ん中にオリンピックイヤーがあることはなんとも象徴的な気がしますが、
この大運の時期の開催だからオリンピックの招致がうまくいったという面もあるのかもしれません。
司禄星だけに自国開催、天恍星で他国からの注目を集めるモテモテ運気、など思いました。
日本のような歴史の長い国にとって司禄星の大運というのは心地よく、その大運において安定的な長期政権が続くのはとても恵まれているように思います。(その長期政権も来年はどうなるか分かりませんが。)

 

毎年恒例、年末年始によくニュースで取り上げられる株式相場格言というものによれば子年は「繁栄」ですが、12年前はリーマンショック、24年前はバブル崩壊後のいわゆる「氷河期世代」が就職活動に苦しんだ時期なので、あまり繁栄感はありません…。
※参考:格言の全文は「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌は笑い、亥固まる、子は繁栄、丑はつまずき、寅千里を走り、卯は跳ねる」

 

以上、多少ネガティブに寄った内容となりましたが、そもそも子年というのは易でいえば一陽来復の時期なので、個人に望まれる動きとしては、上記のような不安定感を前提としつつ、生活防衛的なことも折り込みながら、何年か先を見据えて何かに取り組み始めると良いということなのだろうと思います。

 

そしてその「何か」を始める場合には、庚の天の気を活かすという意味で、ひとまずパキッと分かりやすい行動・実践に着手しておくと良いのではないかと考えました。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

3 件のコメント

  • 今年の干支の庚子は辰巳天中殺の干支ですよね?2014年の甲午から2023年の癸卯までは辰巳天中殺的な事象が起こる10年と考えて良いのでしょうか?素人的な質問で申し訳ないですが。

    • fun40さん
      確かに2014年からは辰巳天中殺の干支がめぐっていますが、あくまで天上欠けの空間が続くということなので、それが現象化するわけではないと思います。

      • なるほど。干支って面白いですね。今年の庚子の意味は「終わりの始まり」って意味を知りまして、どういう事なんだろうと本やネットで調べたりしてたので。西洋占星術的でいえばトリプルグレートコンジャクションが巡り、地から風の時代に変わると知りました。学ぶ事で心が潤い、本質を知る事で自分が豊かになる。学びはホント良いですね。クレクレでいつもすいません(笑)ご教授ありがとうございます。

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