自分の持つ幸せの種を生かす

牽牛星と車騎星は官星といわれます。
名誉の星であり、牽牛星は多くの人が認める名誉であり、車騎星は個人的な名誉です。
この2つの星がある場合、名誉を求める生き方をして順当であり、人の評価を基準に生きたとしても、そのために身をもち崩すことはあまりありません。

一方で、これらの官星が星図にない場合、名誉や人の評価を求めると宿命を外れて苦しいことになったりします。

これは、官星がなければ名誉や評価を得られないという意味ではなく、
それを目指して生きると苦しくなるということで、
これらの星がなくても、粛々と自分の道を歩んだ先に評価や名誉を得ることはもちろんあります。
ただ、自分の行動の原点に「評価されたい」とか「名誉を得たい」というものがあると、道を間違えてしまうということです。

同様に、禄存星や司禄星は財星といわれ、お金と信用の星です。
これらの星が宿命にない人は、お金を起点に何かをしようとしても、それによってお金をたくさん得ることは難しいといえます。
陰占の命式に土性や火性があれば、土性は不動産、火性は株などの金融資産を示すので、本質としてお金が入ってくることはありますが、
お金を求めて何かをしても、あまりうまくいかないように思います。

なお、
貫索星と石門星は幸福や心の平安、
鳳閣星と調舒星は長寿、
龍高星と玉堂星は知恵学問です。

それらの星があれば簡単にそれらの福禄寿官印が得られるわけではなく、星の並びや組み合わせによって試練を経る必要があったりもしますが、
それぞれに相応する星がなければ、それを起点に何かをしても、それが実を結ぶことは難しいといえます。

よって、
例えばお金を目指すにしても、財星がなく火性の星(鳳閣星、調舒星)しかなければ、お金をダイレクトに目指すのではなく、火性の星を光らせる(伝達、表現)方に集中し、それを起点に行動する方が有効といえます。

引き寄せの法則とか、
お金持ちスクールとか、
コーチングとか、
このところFacebookにこうした業種の知らない人からの友達申請が週に何件かは必ずあり、多分営業の一環なんだろうと思いますが、
こうした申請をうっかり承認して、
評価や名誉、あるいはお金を「言われるがままに」目指してしまう人も多くいるんだろうな、
と思うとともに、こうしたセールスは罪深いように感じたりします。

人にはそれぞれ生まれ持った幸せの種があり、それを育てていく先に幸せの花が咲きます。
それを無視した行動は、なかなか苦しく上手くいきにくいものでもあります。
その意味では、
自分の持つ種を知り、その上で目標と行動計画を立てることが望まれるように思います。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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