麻生太郎さん

麻生さんの「麻生太郎物語」を読んだ人がどれだけいるか分かりませんが、
麻生さんの命式とセットで読むと感動で涙がとまらなくなるかもしれません。

前提として、麻生さんは現在78歳。
本来の宿命を光らせていなければ、そんなに長生きできません。

麻生太郎物語」に、
あの下野のきっかけになった解散について、
日本経済の立て直しの基盤を是が非でもやっておく必要がある
という信念のもとで解散が遅れてしまい、結果として惨敗を喫した、ということが書いてありました。

経済優先をポリシーとした吉田茂の孫として、その信念を貫いたわけですが、
麻生さんは戊亥天中殺の人。
なので、本来家系を継ぐ人ではありません。

不思議だな、と思ったのですが、
主星が司禄星、親や目上の場所に禄存星、仕事を示す東に牽牛星、補佐役の西に貫索星、そして南に正当な知性を残していく玉堂星がある人です。

なるほど、と思いました。

日干丙で派手に華やかに見えますが、
仕事は地味に堅実に積み重ねてきた人(司禄星)。
総理になる前の人脈の積み上げや支持獲得に向けてコツコツとした活動を経て、
総理大臣になったのは68歳の時です。

親が金持ちで(禄存星)、実業界出身、
政界に入ったら目の上のたんこぶとばかりに加藤の乱の加藤元幹事長(当時自民党最大派閥の宏池会のプリンスと呼ばれた)がいて、
紆余曲折を経て宏池会を飛び出し小さいながら派閥を結成(貫索星)、
吉田茂の孫としてプライド高く国民に迎合することなく仕事をし(牽牛星)、
政治家としてあるべき姿や指針を後進に指導(玉堂星)していることを眺めれば、まさに持つ星を全て光らせている人といえます。

戊亥天中殺をどう消化したんだろう?
と考えるに、五輪代表とか漫画好きあたりかな?と思いましたが、このあたりは素人の浅知恵、実際のところは分かりません。

いずれにしても、
今の年齢にして政府の要職にあるということには、本人がその宿命を美しく燃焼し、森羅万象の法則に照らしてそれ相応に存在意義があるからだろうと思います。

前にも書きましたが、
起こることは正しく、そこには厳然たる真実があります。

その意味や価値が一般人には理解できなかったとしても、
何か意味があるからそこにその人はいます。
とりわけ国家の要職ともなれば、その意味の大きさは疑いようもないものです。

見た目に良さげに見える人が、
要職に就くことを前に転ぶことが多くあることを鑑みれば、
その職についている人の、
「目には見えない凄み」
というのが見えるというもの。

私などがあれこれ書いても浅く場当たり的な感じで申し訳ないのですが、
麻生さんを生で知っている人は必ずファンになるといいます。

「義理と人情とやせ我慢」
という言葉を好んで使うと言われる麻生さん。
蓄積の星である司禄星らしく思います。

その昔、加藤紘一河野洋平が対立した時に河野さんについたその筋を通して派閥に抱える河野洋平を恐らくは次の総理にと様々にバックアップしているそれも、
その「人情」、「司禄星」の顕現だとすれば、あっぱれと思います。

ちなみに、前々から次の総理は河野太郎ではないかと私は思っているのですが、
こうしてみると案外と本当に実現しそうな感じもあります。

※引用した命式・星図はセラファムさんのアプリより。
蔵干から出る十大主星も表示されるので便利です。
麻生さん、鳳閣星も隠れています。
納得感満載です。

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Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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