「国一番」の大学に入ることの意味

期初、やたらとてんてこ舞いな生活をしています。

何件か、取引先に伺ったら、
皆さん、「年度初めなので、ひまです」みたいなお話をされていましたが、
東方に車騎星などあると、
「ひま」であることが落ち着かず、自ら仕事をつくって動き、
結果として「てんてこ舞い」になっている今です笑

さて、そんななか、
先日、ある算命学の先生が、
東大をして「最強のソルジャー養成学校」である、
…ということをおっしゃっておられました。

もともと、東大というのは官僚養成学校であるので、
いっていることはごもっともで、

実際、
東大を出て大企業に入りました、とか、
東大を出てベンチャー企業を立ち上げました、とか、
あるいは東大を出て海外に移住し研究をしています、とか、

そういう人も、
広い意味では「日本という国の発展につながる活動をする役目を果たす」存在であり、
「国に寄与する存在」＝「日本の兵隊」という捉え方もあるかな、と思います。

算命学という視点でいえば、
東大というのは、科挙と同じく、
通常、たいへんな勉強と競争を踏み越え、克己の先に入学できる学校なので、

そんなふうに、
自己を制してまでも「国一番の大学」に入るために努力ができる人物というのは、
自己を制してまでも「国のため」に何かができる人物である、という意味で、
実はとても車騎星・牽牛星的です。

国一番の大学に「学問」のために入る人がいないとは言いませんが、
多くは「国一番の大学」に入るための競争を制したことに価値をおいているわけで、

これはつまり、
自己の欲求よりも、名誉を優先できる人物としての傾向、
「自分の欲求よりも尊いもの」があると信じる人物としての傾向がある、
…ということであり、
つまるところ「最強のソルジャー」だといえるわけです。

さて、なぜその先生が、そんな話をいきなりされたのか？
…といえば、最近のニュースを懸念されてのことのようでした。

世の中には、「頭がいい」ということが仇になる仕事というのがあります。

これは、noteのほうで書いている陰道占技想定法において説明したところですが、
例えば、伝統芸能の世界というのはそういう世界の一つ。

その意味で、やみくもに「難関」といわれる学校を目指すのが良いとは限らない、
という理解はとても重要であるように思います。

もちろん、「国一番」の大学に入ることは、
たいへんな名誉であり、その環境が色んな意味で有意義であるのはもちろんですが、
それが「すべての人」にとってマルとは限らない、というお話です。

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