「裏取り」のススメ

算命学を学ぶうえで、
金融機関で働いていて良かったな、と思うことの一つに「裏取り」というのがあります。

 

情報を得たらその裏を取る、
聞いたことでも読んだことでもその検証を必ず行い、
その際は二箇所以上のソースで裏を取ったうえで検証する、
できれば当事者に裏を取る。

 

金融機関に限らないですが、
信用を最も重視するような仕事をしている人は、だいたいこうしたことが自然と習慣になっています。
お金を前にして嘘をつく人というのは案外といて、そうした人の言葉の真偽を見極めなければ仕事にならないので当然といえば当然ですが、それゆえに「裏取り」が習慣になります。

 

算命学の場合も、
いろんな情報が玉石混交に転がっているのでその真偽を確認するための裏取りは必須。
誤った情報は、不足するよりタチが悪いもので、
正確な情報であれば、その情報は知識となってどんどん展開していき、理解の城の礎となっていくところが、
誤った情報は迷路につながるばかりでなく、理解の城を内側から瓦解させることもあったりします。

 

よって、
学ぶ過程においては正確な情報、知識に神経質になり、面倒だと思いつつも教科書を紐解き、古典を紐解き、必要であれば命式なども確認して正しい理解にこだわるのですが、
そのプロセスが、仕事における「裏取り」に似ているな、と今日ふと思いました。

 

算命学を学び始めて、
その「裏取り」が仕事の範囲を超えて、日常生活のいたるところに及ぶようになったのですが、
そうしてあちこちに裏通りが定着してくると、日常生活や仕事において無駄がどんどんなくなって効率化が進んで面白いです。

 

効率化するだけでなく、
世界が広がったりもします。

 

ソースを取りに行く、そこに必死さがありかつ迷いがないので、
思いもかけない邂逅があったりします。

 

先日、フランシス・ベーコンの「知識は力なり」についてちらっと説明しましたが、
それと同様に、
多分「情報は最大の力」で、ある種の牽引力を持つのだろうと思います。

 

ソースのしっかりした情報をきちんと蓄積していくということをやっていれば、
それだけで世の中の動きが割と明確にわかるようにもなります。

仕事における基礎体力を維持するという面でも有効ですし、
命式を読んだりするときも、環境や状況を正しく認識できるので有効です。

 

昨今は、ネット情報のみならず、
日経新聞に書いてあることすら曖昧さがあったりもするものなので、
裏取りを習慣にするという世の中を深く認識し、足場を備えて理解することにも役立ちます。
視野も広がりますし、発見もたくさんあります。

「裏通り」、おススメです。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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