遠天空と近天空、理論原理の大切さ

久しぶりに高尾宗家の教科書で原理について見直していましたら、以前はピンと来なかったことが面白いように理解できるようになっていました。

復習を定期的に行っていると、こんなふうに「継続は力」を感じられて嬉しいものです。

さて、その原理を見返していて気づいたのですが、イケジイさんが「心の次元」として紹介されていたのは、高尾宗家が「算命学の成り立ち」においてご説明されているところの遠天空と近天空をベースにしておられることに気づきました。

で、イケジイさんのブログを探してみたところ、今はその記事を有料記事とされているようで見られませんでした…ので、うろ覚えながら内容を書くと以下のようなもの。

4階=バーチャル界、無限思考

3階=バーチャル界、権力思考

2階=現実界、高級思考

1階=現実界、現実思考

興味のある方はこちら(有料です)https://gamp.ameblo.jp/ikejii-1942/entry-12503879201.html

これに高尾宗家がご説明されていた遠天空と近天空の理論を重ねると、

4階=遠天空の南北の干支(巳亥辰)

3階=遠天空の東西の干支(寅申戊)

2階=近天空の南北の干支(午子未)

1階=近天空の東西の干支(卯酉丑)

ということになります。

考え方としては、立体五行説の図を上下二段に重ねて、上が遠天空=天空、下が近天空=地上です。「上下」と書きましたがこの意図するところは「陰陽」で、一極二元の考え方から導かれているものです。

遠天空、近天空の理論は、陰陽の考え方と五行の考え方が発展して十干となり、それが十二支に展開していった経緯から説明が必要になるのでここでは割愛しますが、

この考え方は、シンプルに十二支を陰陽とか五行とかに分類するだけでは理解が及ばないところにまで届く考え方で、とりわけ陰占の命式を読むときには不可欠の思考だろうと思います。

算命学を占術としてご覧になられている方からは、こうした理論原理は軽視されがちで、ときに「冗長な文章についていけません」などと言う方もおられますけれど、

解釈に悩んだとき、判断に迷ったとき、こうした理論原理はヒントを与えてくれるものですし、何かを断じなければならないときにはその軸を示してくれるものでもあり、やはり大切にすべきだろうと思います。

例えば、十干には中心があるのに十二支には中心がないのはなぜか?

平面五行説には相生相剋があるのに、立体五行説にはそれがないのはなぜか?

…ということから導かれる思考は、単なる命式の解釈や判断のみならず、そのまま処世術に応用できるものでもあり、知っておくことで自分の人生はもちろん命式を拝見する方の人生についても奥行き深く捉えることにも寄与します。

理論原理は大事です、改めて書きますが。

ちなみに私は、年始に、「古代人の考え方を身につける」という目標を書きました。しかもそれを近しい友人との飲み会で披露して「???」と多分思われたのですが、算命学の理論原理を学ぶことは「古代人の考え方」に近づくことであり、それなしに算命学の本質は捉えられないだろうと考えています。

※上記のイケジイさんのリンクにその解説があるかどうかは分かりません。この理論原理が気になる方は、高尾学館『算命学Ⅱ』の教科書をご覧くださいませ。

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