暦のこと

暦が面白いです。
暦というと、カレンダーの一種のように言われたりするのですが、
東洋における暦は干支でできていて(年、月、日、それぞれ干支があります)、その干支の五行や性質でもって、自分を取り巻く世界がどんな力に満たされていて、どの方向に動き、どんな神様がまわり、どの神様がどこにいるのか、を、知ることができるものです。

もともと、「暦」は「日読み」を語源とし、その日にまつわる様々なことを読み解くところのもの、という意味です。
それは「自然の神の意志」を読むという、神格化された意味があるので、普通のカレンダーとは似て非なるものといえます。

ちなみに、干支暦は時間と空間を内包し、それはインドと中国にルーツを見ることができます。

六十干支とその意味を覚えるのはけっこう大変ですが、十干と十二支(22個)を覚えるのはそれほど難しくないので、意識してみると面白いです。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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