中年期の天極星

グリーベンチャーズのパートナーであられる堤達生さん。
三和総研、サイバーエージェントリクルートなどを経てグリーそして現職であられる方の『自分の人生の生き方』についての講演の記事がとても興味深かったです。

こちらの記事:https://logmi.jp/business/articles/320442
Facebookで知人がシェアしてくださったもの、感謝です。)

冒頭の、
「40を過ぎたくらいからだんだん「俺の人生これでいいんだっけ?」と思うようになって、本を読んだり、コーチングを受けたり、諸先輩方に話を聞いたり、いろいろ考えるようになったんですね。そこで行き着いたのが、今回のテーマでもある「自分のための人生を生きよう」という言葉でした。」

という言葉が気になってすぐに命式を拝見しましたら、中年期に天極星がまわっていて納得しました。
中年期に身弱の星がまわっていると、
40歳くらいで生き方や価値観ががらりと変わります。よく、「波乱がある」とか「落ち込む」とか書かれますが、
自分を含め、私の周りを見ていると、
「経済活動的なことへの興味が希薄になる」
というほうが適切な印象です。

特に大きく活躍されていない場合はあまりはっきりとは出てこないように思いますが、活躍されているとクッキリと切り替わるのが分かります。

また、たぶんこの方は経済的にも成功しているのだと思いますが、命式からは必ずしも財が積み上がる感じはありません。
おそらく、本人が若年期に「イジメにあった」と言っているその経験からの反動で、「満たされなかったことへの反動として現れる願望(有願)」の達成が現在の成功であるのだろうと思います。

命式からだけでは分からないこと(若年期にも天極星があり、また若年期に稼働しやすい北に玉堂星、主星と東に調舒星で、火水の激突があるのでイジメを含む試練に苦しんだかも?という推察はできますが)も、環境を知ると納得できたりします。

前に書いた「有願」の意味はこちらのリンク。
https://kinugyokutoan.hatenablog.com/entry/2018/10/20/110236

算命学では、
「自分の人生を生きる」=宿命の通りに生きる
ということの大切さを説くわけですが、
それを現実においてどうすればよいのかについて、具体的にわかりやすく説明されていて、とても参考になりました。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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