CoCo壱番屋の創業者の方 宗次徳二さん

カレーのCoCo壱番屋の創業者の方の記事。

https://president.jp/articles/-/26885

よく存じ上げませんでしたが、コンサルに頼らず我が道を行く経営でカレーチェーンを快進撃的に展開、
53歳で引退された後、社会貢献活動を精力的に行い、その後文化貢献活動に発展、クラシック専用ホールをつくられたそう。

気になったので、命式を拝見致しましたら、
天将星と石門星と生月中殺、の大政治家、大実業家にあるセットをお持ちで納得しました。
ちなみに、天将星の稼働条件である幼年期の経済的苦労も、

「私は孤児院で育ち、3歳で養父母に引き取られましたが、養父のギャンブル癖のために生活は困窮しました。中学校を卒業するまでは、電気のない生活を送っていたのです。」

とあり、こうした苦労があってこそのこうした成功なのだろうと思います。
また、生月中殺は家系を離れて稼働するといわれますが、それも孤児院→養子ということでキレイに消化されています。

陰占を見れば、日支と年支に半会があり、着手したことは速やかに結果にしていく行動傾向にあり、世界が大きく広がっていく人でもあり、困難な宿命も宿命通り生きるとこうして美しく人生が展開するお手本のような人でした。

なお、石門星と天将星はともに若年期の位置にあり、
壮年期は貫索星と天南星があるものの本質は玉堂星。
晩年期は天印星がまわるので、壮年期の終盤、実業の世界を離れ、正統派の音楽であるクラシックのホールをつくられたのはまさに宿命通りです。

大運を見れば、人生の真夏といわれ、世界が大きく発展する大運天中殺が生まれてから47歳まで続いており、その間の発展を社会貢献という形で還元する方向へ舵を切ったことにより、大運天中殺末期に現れがちな大きな下降の運気を回避できたのだろうと思います。

そして53歳での引退、
58歳からの大運6旬目を控えて、自分の生き方を問い直し、生き直すという選択をして6旬目を迎えられたことによる、新たな道での大発展。
この6旬目の大運では社会面である東方で大半会、プライベートの西方に半会があり、従前の仕事とはまったく異業種において活躍が見込まれる星回りですが、
従前の仕事にしがみついていたら、ここまで発展するのではなく、場合によっては異世界(半会が重なると他界につながることもある)に向かうこともあったのではないかと思います。

算命学のブレーンがついていたのではないかと思うほど。
今後の人生の選択における参考にさせていただこうと思います。
ありがとうございました。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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