火水の激突と才能の在り処

陽占において、「火水の激突」という組み合わせがあります。
水剋火で、水性の星が火性の星を剋す組み合わせです。
水性の星は龍高星と玉堂星、知性や学びの星です。
火性の星は鳳閣星と調舒星、表現や伝達の星です。

火性と水性は、ともに縦線の星であり、精神や芸術の分野の星なので、
なんとなく親和性がありそうに感じていました。
実際、私は西に調舒星、南に龍高星があり、火水が激突しています。
学んだことを表現していけば良いのだろうと思っていましたし、
調舒星と龍高星はともに動乱の星で、かつともに濁星なので、いかにも親和性がありそうです。

しかし最近思うに、
ガツガツと学んでいると、
表現する(Facebookに書くとか面談で伝えるとか)ことが億劫になるものでもあります。
また、学んだことを、学んだままに100%伝えることはたいへんに難しく、そこに大きなストレスもまたあります。
そんな中で、「なるほど、火水の激突とはこういうことなのか!」と納得しました。

これを緩和するには、木性を介在させて、水生木、木生火の流れを作ることが望まれます。
木性とは、貫索星・石門星の守備・守りの星。
学んだことで何かを守るために表現・伝達していく、という動きです。

そう考えてみると、
このところ、その木性を介在させるということも、実は意識せずにやっていることに気づきました。

算命学を学び伝えることは、
自分の立場を守る(あまり興味のない分野に巻き込まれることがない)とか、
集団を形成して伝統を守る(日本の伝統的な東洋思想の考え方を周りの人に伝えることで文化を守る)ということにつながっています。
しかも、貫索星も石門星も、在り方は異なりますがともに頑固な星。
頑固だけに、ほかの支障になりそうなことは頑固に排除して取り組んでもいます。

ちなみに、木性の星は私の星図にはないのですが、石門星は大運の初旬にめぐっており、貫索星は隠れた場所にあるので、まったくの未知の星を取り込むよりは、取り組みやすいのだろうと思います。

とはいえ、やはり学んだことを表現するのは難儀でもありハードル高くもあり、
まったく、試練であると感じます。

しかし、
相剋の星や、剋線の多い星というのは稼働させるのがたいへんで、試練のある星ではあるものの、
才能の在り処はそこであると言われます。
「大変なこと」に取り組むことで練られ鍛えられるということ。

きちんと取り組んでいくことで、開ける道もあると信じて、
忍耐強く取り組んでいこうと思います。

ちなみに、刻線の数が全て同じ場合、剋す方を活かすのが良いとされます。

また刻線がゼロの場合(=同じ五行の星だけで構成されている場合)は、鳳蘭局(または準鳳蘭局)という局に入りますが、その五行に振り切った分野で才能が発揮される人なので、そこに注力されるのが良いです。
他のことをさせようとしても、基本的に身にならず、やる気も持たないので、自然とその道に向かう人でもあり、その道で大成する運を持つともいわれますので、そんなお子さんがおられる方は「みんなと同じ」を強要することなく、才能を発揮させてあげてほしいものと思います。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です