心の声に耳をノートに書くことのススメ

何か約束をしていた場合でも、
もし心が何かしら違和感を察知したら、多少の不義理になったとしても、その約束は断ったほうがよいのだろうと思います。

あるいは、
ちょっと変だな、という何かしらの抵抗を心が察知したなら、その関係はひとまず棚上げにしてしまったほうが良いのではないかな?とも思います。

現代に生きていると、そういうちょっとした違和感とか抵抗というのを、無視して突っ走ってしまいがちですが、

後々振り返れば、
あれはこのことを知らせるための違和感だったんだ、とか、
あれはこういう事態を阻止するための抵抗だったんだ、とか、
思い当たることが後から後からでてきたりします。

結婚したとたんに離婚する人とか、
転職したとたんに病めてしまう人とかいますが、
そういう人に話を聞くと、たいてい、
「ちょっとどうかな?と思ってたんだよね」とおっしゃいます。

つまり、多くの場合、すぐに離婚したり退職したりする人というのは、
実はその結婚なり転職なりをする前に、「ちょっとおかしい」ことというのを察知していて、
それを無視して断行した結果においての「すぐ離婚」「すぐ退職」であるということです。

よって、こうした「ちょっとおかしいかも?」という感覚というのに気づいたら、いったん立ち止まってみるのが良いのだろうと思います。
実際、その「ちょっとおかしいかも?」という感覚は、その「?」が付いたとしても、とても精度の高いもの。

もっとも、一度くらい無視しても、きちんと耳を澄ませていれば、そのサインはやってくるので、
ちょっと自信がないな、いきなりやめるのは憚られるな、とういときは、改めて耳を澄ませてサインを待ってみても良いかもしれません。

ちなみに、こうした「ちょっとどうかな?」という感覚による「一旦停止」を求めるサインというのは、
例えば天中殺前の「お知らせ現象」や、
位相法を大きく無視しているときの「危ないですよ!」というシグナルにも通じるものがあります。

きちんと意識していると、
ちょっと立ち止まったほうがいいな、やめておいたほうがいいな、ということが分かるのですが、
それを無視していると、
だんだん感覚がマヒしてきて、「危ないですよ」というシグナルに気づくことができなくなります。

このところ、
私は「心の声を聴く」ということに取り組んでいます。

具体的には、
心に引っかかったこと、心が捉えたことをノートに書いて、
それについて何を感じるか?なぜそれが心に留まったのか?を書くということをしています。

そうすると、いろんなことが分かってきます。

なんとなく、「心に留まる」というのは、ある種のサインなんじゃないかな?と思いますがどうでしょう。
そしてそういうサインを一つ一つ丁寧に拾っていくと、いろんなヒントに気づくことができるような、そんな感じがあります。

なお、この「心の声を聴く」ということをすると良いのは、
星図に水性の星があるような人、後天運で位相法における散法または天中殺がめぐる人です。

なぜなら、
星図に水性の星があるひとは、自分の中でささやく心の声がある人だから、
散法や天中殺のタイミングというのは、停止する機運の中で、聴くべき声が絶え間なく聞こえてくる時だから、です。

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