平均寿命よりも若く60代、70代で他界する人と、80代、90代、100代でなくなる人は何が違うのか?

先日、中村雅俊さんの愛妻、女優である五十嵐淳子さんが73歳という、平均寿命よりもずっと若い年齢で他界されました。

実は、私の母も74歳で他界しており、母と同じ年に亡くなった西田敏行さんは76歳と、やはり平均寿命よりもずっと若い年齢で他界されているのですが、
五十嵐淳子さんと、西田敏行さんと、そして私の母と…のその死に共通するのはそれが病気による「急死」であったことで、

母の死以来、長らくその原因について東洋の古典を紐解き調べてきた、
本日はそのさわりについて簡単にご紹介しておこうと思います。

まず、東洋思想においては、人の寿命の多くは、百歳をもって限度とし、その寿命を上中下にわけて、
上寿(じょうじゅ)を100歳、中寿(ちゅうじゅ)を80歳、下寿(かじゅ)を60歳とし、これらをまとめて三寿(さんじゅ)といいます。

これはつまり、60歳を超えての他界は 因縁や宿命未消化によるものではなく「順当な死=晩年期における死」である、ということであり、
60歳を超えての他界はすべて「寿命を全うした」といえるのですが、
「順当な死=晩年期における死」、「寿命を全うした他界」であったとしても、
その寿命の長さにより上・中・下があり、それが上寿・中寿・下寿である、ということです。

さて、ではいったいその上寿・中寿・下寿を分けるのは何なのか?
宿命の消化・未消化によるのではないならば、いったい何がそれを分けるのか?
…といえば、それを分けるのが実は、老年期の過ごし方です。

「晩年期」ではなく「老年期」と書いているのは、それが「老いに向かう期間」であるためで、
一般的に「晩年期」というのは60歳以降となりますが、この上寿・中寿・下寿を分けるのは、40歳以降の「老年期」となります。

40歳から老いですか?…と、思う方も多いと思います。
実際、現代において40代といえば働き盛り、まだまだ肉体的にも気力的にも若々しさがある時期で、
年収もキャリアもまだまだこれから…という思いで働いておられることが多いだろうと思います。

けれど、実は、 年収にしても、キャリアにしても、一般的にこれらが頂点を迎えるのが40代で(だいたい45歳といわれます)、そもそもですが、企業において幹部候補が決まるのは30代のこと。
つまり、企業においても、30代までが頑張り時で、40代以降というのは慣性というか惰性というか…で展開しているのであって、40代以降というのは「頑張り時」ではないのです。

以前、40代以降はガツガツ営業などするものではなく、毎日外勤・外訪にエネルギーを費やすような仕事をするのは誤りである、
…ということを書いたことがありますけれど、これはそういうことで、
人間というのは、40歳を過ぎたら、本来、そういう「40歳以降らしい生き方=老年期の生き方」に向かわねばならず、
それをせず、いつまでも若い気持ちで頑張ったり、まわりの人に負けん気を発揮しながら過ごしていると、
身体を壊す・精神を壊すことの先に、たとえ還暦(60歳)を迎えることができたとしても、その後の寿命は極めて短いものとなってしまうのだということです。

ちなみに、「私はいつまでも若い気持ちで頑張ったり、まわりの人に負けん気を発揮しながら過ごしたりしませんよ?」という方でも注意が必要なのは、
自分の環境、例えば職場や家庭において、頑張ることや負けん気を発揮することを強いられる、
つまり攻撃的な環境や、競争が必須な環境に身を置き、自然と攻撃性や競争心がエンカレッジされるような環境に40歳を超えても身を置いていると、
その環境のせいで、本来望ましい在り方が損なわれていくことになる、という点です。

このように書くと、
40歳から枯れたように過ごさなければならないのか?
…と思われそうですが、そうではありません。

簡単にいえば、
欲望をほしいままにして生きるのではなくその欲望を抑制すること、
それが「老年期」、「老いに向かう期間」の生き方、過ごし方であり、
その欲望を収めていくその度合いに応じて、寿命が延びていく、
その欲望を収めていくことができたその度合いにより、上・中・下があり、それが上寿・中寿・下寿を決めるのだということです。

それが、算命学とどう関係があるのか?
…と、思われそうですが、これは、いわゆる生まれてから律音までの気の勢いに呼応した生き方です。
以前、30歳を過ぎてなお、欲望と勢いに任せて新しいことにどんどん取り組むような生き方をしていると、
40歳あたりで骨折したり、病気になったりするということを書いたことがありますが、
(実際、私も40歳くらいのときに上腕を骨折しています汗)
それに通じるお話です。

本日より何日かに分けて、noteでその「老年期」、「老いに向かう期間」の生き方、過ごし方についてご説明いたします。

⭐︎2026年5月一週目のマガジンを公開しました🌷
https://note.com/kinugyokutoan/m/m85bd9f5ded0e

3/28 坂口良子さんの生き方から、娘・坂口杏里さんの迷走と浮上しない原因を捉える
https://note.com/kinugyokutoan/n/n7368f7513d1d

3/31 因縁や犠牲運、大運天中殺の陰転時の運の抑制を乗り切るための対処法
https://note.com/kinugyokutoan/n/n5620d5e57da1

⭐︎2026年3月四週目のマガジンを公開しました🌸
https://note.com/kinugyokutoan/m/m4dde75dd9083

2/23 陰占が示す相対性の世界の「見かけ」と「実際」、その差異から捉える本質的な力
https://note.com/kinugyokutoan/n/n1c1fb17d6d82

2/27 命式の型により、後天運の受け取り方が異なる、後天運の現れ方が異なる②精神の型
https://note.com/kinugyokutoan/n/n33318b12888a

⭐︎2026年2月五週目のマガジンを公開しました🌷
https://note.com/kinugyokutoan/m/m3ab9e1774c05
※2月に五週目なんてあったっけ?と見ていただきたい内容が多いマガジンです。

1/29 この世界を支配する「大前提(理屈)」と個人に与えられた「宿命」の関係
https://note.com/kinugyokutoan/n/n4d0b669da063

1/27 保守政党が勢いを増している構造的な理由、長尺のモノの考え方、フラクタル現象・やまびこ現象
https://note.com/kinugyokutoan/n/nba2afe15b8af

2月二週目のマガジンを公開しました🌷
https://note.com/kinugyokutoan/m/m22482b8c3203

1/7 午年の今年が世の中の人にどういう影響を与えるのか?後天運でめぐる地支の影響
https://note.com/kinugyokutoan/n/n0c78ecf9293f

1/5 十二大従星別「名」を取るか「実」をとるか?天将星・天禄と天南星の違い
https://note.com/kinugyokutoan/n/nd7e1e44dc1e0

⭐︎2026年2月一週目のマガジンを公開しました🌷
https://note.com/kinugyokutoan/m/mee573fd34f36

1/1 一貫性のある生き方が実現する人生、独身のあるべき生き方、子供がいない夫婦のあるべき生き方
https://note.com/kinugyokutoan/n/ne5e7fedef4ad

12/31 邂逅ともいえる出会い、薫陶を受けることが出来る指導者との出会いの「縁」に巡り合うには?
https://note.com/kinugyokutoan/n/ndea39983b9d1

⭐︎ 金烏玉兎庵 再配信【月1回 起業・独立・実業講義】2025年3月〜
https://note.com/kinugyokutoan3
※一日1投稿以上配信しています。

⭐︎金烏玉兎庵別棟 2023年3月〜の再配信はこちら
https://note.com/kinugyokutoan2

⭐︎金烏玉兎庵 2020年4月〜現在リアルタイムで配信中はこちら
https://note.com/kinugyokutoan

🪻半期統合版🪻一本当たり約275円です👀
◎2020年度 上半期統合版 2020.4月〜9月公開分
https://note.com/kinugyokutoan/m/m3cfc18c6fb4a

◎2020年度 下期統合版 2020.10月〜21.3月公開
https://note.com/kinugyokutoan/m/me799a865819a

⭐︎2021年度上期 統合版 2021.4月〜2021.9月公開
https://note.com/kinugyokutoan/m/mdf9e9087e5e1

⭐︎2021年度下期 統合版 2021年10月〜22.3月公開
https://note.com/kinugyokutoan/m/m159c813818ae

◎2022年度 上半期統合版 2022.4月〜22.9月公開分
https://note.com/kinugyokutoan/m/m32a79535ef72

◎2022年度 下期統合版 2022.10月〜23.3月公開
https://note.com/kinugyokutoan/m/m479d771ac235

◎2023年度 上半期統合版 2023.4月〜9月公開分
https://note.com/kinugyokutoan/m/m7b5163e98304

◎2023年度 下期統合版 2023.10月〜24.3月公開
https://note.com/kinugyokutoan/m/mc95ede4cbb10

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash