部下育て、子育てに向かない人

先日、50人くらい社員のおられる会社の社長さんから人員配置と組織作りのご相談を承りました。
お目にかかったのは一度だけ、しかもこれまでFacebookの投稿に「いいね!」をされたこともない方だったので驚いたのですが、ご相談の内容が面白そうだったので承った次第。

ご相談のメインは、新入社員をいかに定着させるか?というもの。
その会社は、年に数人の新卒の新入社員を採用しておられるのですが、その定着率が悪い理由を探している中で、ちょっと話を聞いてみようと思われたそうです。

さて、それで原因が分かったかと言えば、
算命学で組織作り、人員配置を観る場合には様々な要素があり、私はまだその要素のすべてを学んだわけではないので、その原因すべてが分かったかどうかはあやしいのですが、
それを断ったうえで、明確にこれが一つの原因だろうとご指摘申し上げたのは、「OJTの担当者」についてです。

OJTの担当者の方を変えてみてはどうか?
…ということをご提案申し上げました。

このOJTの担当の方は、とても優秀な方でいらっしゃるようなのですが、星図を見る限り部下を育てる、引き上げるのはちょっと難しそう。
むしろ、部下が成長してきたり、独自の才能を見せたりすると、その部下と張り合ってしまって部下を潰しかねないように見受けられたので、そのようにご指摘いたしました。

これは、子育てなどにも応用できるので書いておくのですが、陽占において中央の星と南の星が同じ星である場合、目下や子供と張り合って、その成長を妨げてしまうといわれます。
(この場合の「目下」というのは年齢ではなく立場として南方の存在、という意味です。)

よって、こうした星図の方が中間管理職として部下を育てる位置にいると、その部下が育たず組織が成長に向かうことを阻害します。
子育てであれば、できれば別の人の手を借りるとか、早めに独立させてあげる方が子供の成長につながるといわれます。

これは、本人の星図にある「型」なので、本人にはその意図も悪気もありません。
よって、それを指摘したところで改善は見込めませんし、たとえ改善できたとしても、それは本人(OJT担当者)自身の宿命を歪めることになるので、今度はそのOJT担当者のパフォーマンスが落ちるということになります。

本人がこの型をもつ限り、別の相手であっても、あるいは部下教育のスキルをせっせと積んだところで、その相手が新入社員で自分より目下であれば同じように向き合い方になるので、
その方にはもっとその方の宿命を発揮しやすい仕事、環境を与えた方が良いだろうと思います。

もしこのOJTの担当者の方を替えなかった場合、新入社員がこの人の下につくと、
常に上司(OJT担当者)が自分と張り合う、
自分がやろうとすることの邪魔をする、先取りする、
…ように感じられ、
まだ組織に慣れていないので他の方位(東の同僚やライバル、西の信頼できる存在)に逃げることもできず、
結果として辞めていってしまう、ということになるのではないか?と思いました。

※中央と南の星が同じ場合、比和なので「年齢にかかわらず友達感覚で仲良くできる」という見方もあるのですが、何か一つの椅子を前にしたような場合には、それを取り合う、争うようなことになります。
逆に言えば、そのOJT担当の人も、新入社員が部下ではない限り年齢に関係なく仲良くすることがでたりします。
その社長も、元々は若手と仲良くできるという点を見込んでOJT担当者に任命したそうです。

他にも、その社長と他の役員の方々との相性や、会社がどのような機運にあるのか、昇格させようとされている方についてのことなど、雑感程度にお伝えしたのですが、とても興味深く聴いていただき、参考になる感想などもいただくことができ、勉強になりました。
ありがとうございます。

なお、あくまで「知人のご相談」として、私がまだ初学者であることを前提に承ったことなので、こうしたご相談を広く募集するものではない旨御了承くださいませ。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

4 件のコメント

  • こんにちは。
    部下育て、子育てが苦手な人というと私は反射的に午未天中殺や申酉天中殺を思い浮かんでしまいますが
    実際には、それらの天中殺でも魁罡や羊刃+偏官などで指導力があって部下を育てるのが上手な方も居り
    そう単純でもなさそうですね。(先日亡くなった野村克也氏は申酉天中殺ですが再生工場といわれたほど選手育成が上手。配偶者運に恵まれなかったのは理解できますが。)
    中央と南の星が同じ場合・・・ということは月干支が壬子から癸亥の北方干支の場合そうなるケースが多くなるという事になるのではないでしょうか?
    日干支に北方干支が来ると寅卯天中殺か子丑天中殺で部下や補佐役を育てるのが上手なグループになるのだから不思議な感じがしますね。

    • 紅虎さん、こんばんは!
      部下育て、天中殺グループでいうなら申酉、寅卯、子丑かな?と思いますがどうでしょう、継承運ですし。
      子丑は初代運ですが自分より下に継承していく前提の初代運ですからね。
      (戊亥辰巳も初代運ですが、彼らは継承していきませんね)

      北方グループが該当するのかは、28元が絡むのでなんとも言えませんが、そもそも北方グループ自体はあまり部下育てがうまい感じはないですね。

  • おはようございます。
    >部下育て、天中殺グループでいうなら申酉、寅卯、子丑かな?と思いますが・・・。
    確かに。だけど申酉は時に部下をライバルとみてキツい態度取る人が多い感じが。
    先の野村監督もそうですし、いつみても波乱万丈で細木数子氏がゲストで司会者だった
    福留功男氏を鑑定した所、「あなたは金星人で部下を育てるのは下手」と言っていたのが
    印象に残ってます。(実際、福留氏は部下に対してきつく家族からもチャウシェスク
    と呼ばれていたようです。)

    • 紅虎さん、ありがとうございます!
      けっこう大事なことだと思ったので、投稿で返信しました!

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