算命学を学ぶ意味と期待できる効果

算命学を学ぶと、不幸を避けることができるのか?
…といえば、必ずしもそうではありません。

起こるべきことは起こるし、
物事の道理として「下降」がなければ「上昇」 もないわけで、
「禍福はあざなえる縄のごとし」の言葉のとおり、
「不幸」があってこそ、「幸福」が際立つものでもあります。

では、どこに算命学を学ぶ意味があるのかといえば、

現象の裏にある仕組みを理解することが出来る=過去を理解できる
物事が起こる法則を理解することが出来る=未来を理解できる
そして、在るべきカタチがどういうものであるかを理解し存在感を発揮できる=現在を理解することが出来る

…ということの結果、

自律的に生きることができるようになる、
「不幸」な出来事を活用する方法が分かるようになる、
…ので、禍福はあれど、
下値が切りあがっていくような人生に向かうことができるのです。

例えば、
人生が翻弄され、混迷を極めているような状況にあるときに、
「なぜ、これが起こっているのか?」
…ということの理由が分かるだけで、
状況が変わらなかったとしても、半分くらいはラクになりますね。

そして、その状況にある背景(過去)、展望(未来)の仕組みと見通しが立てば、
その「人生が翻弄され、混迷を極めているような状況」を活用し、
ゲームチェンジを実現することができる。

なお、算命学においてご相談をいただくのは、
だいたい「只今現在の自分」 そして「今現在の対処」が多いのですが、
本来は、10年〜30年くらいのスパンで人生を捉え、

「ゲームチェンジ」を実現するタイミングを捉える、
そのタイミングに備える、
…ということにこそ、価値があるのではないか、ということを考えています。

ピンとこない方もおられるかもしれませんが、
だいたい「好機」といわれるタイミングも、
ただその「好機」がめぐるのと、
その「好機」を最大限活かす段取りをしてその「好機」を迎えるのとでは、
まるで効果のスケールが違います。

これは例えば、
芸能人が爆発的な人気を得るために不可欠な「大運天中殺の陽転」を仕掛けるとか、
「外次元」のタイミングでの活躍の次元を上げるとか、
そういうことを実現するには「その時期」になってからでは遅いわけで、

つまり、算命学の本質的な価値は、
そういう「ゲームチェンジ」のタイミングをいかに捉えるか?
…ということにあるのだろうと思います。

もちろん、大半の売れに売れている芸能人なは、デフォルトでそういう運を持っておられるのですが、
例えばジャニーズ事務所の芸能人は、運を人為的に使っていた感じもありますね。

ジャニーさんのやったことは、その確度を上げるための仕掛けであって。

もっとも、そうやって「仕掛けて活かす」ということができる算命学のその価値は、

自分自身の人生を自律的に生き、
その人生に明確な展望がある人にしか享受できない価値でもあり、
その意味で、
自分の人生における展望をまるで抱いてない人、
「誰か」に頼り切った人生を歩んでいる人、
…には、その価値を享受することはもちろん、理解することすらできないかもしれません。

そういえば、
チームビルディングのご相談も、
トップが明確なビジョンをもち、実現したいカタチがはっきりしていないと、
ほぼ 「同僚についての雑談」 みたいになります。
それと同じで、 個人の人生においても、
明確な人生展望がある人ほど、算命学は活かしやすいのだといえます。

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