「目立ちたがり」という不自然

先日来、目立ちたがり」の弊害・問題について書いていますが、
その仕組みについて、昨晩、note(メンバーシップ)のほうに書きました。

ちょうど、陰占におけるエネルギーの流れと集中について書いているところで、

その「目立ちたがり」的に、
積極的に勢いよく社会 世間に飛び出していく、
目立つことを目的に外にどんどん出ていく、

例えば、1粒を1000粒のように語ることを“マーケティング” と呼ぶような人もおられますが、
そういう「盛る」ことをして、存在感をアピールするようなことが、

いかに、自然の摂理に反するか、
そしてその自然の摂理に反する度合いが大きい場合、どういう問題が起こるのか?

…ということの理論的背景を、陰占のエネルギーの流れと行き止まる場所から説明することができるので、 昨晩は、そのことについて書いた次第。
(その内容の公開は今晩の予定です。)

なお、私の場合、そういう「不自然」なことは、
「おかしい」と感じることがまずあって、
理論的裏付け(算命学に限らず)を知るのはその後のことなので、

ときに「都合の良い後付けの理由なのでは?」と、
自省することもあるのですが、

算命学を学んで知ったのは、
「社会・世間」に向かう際には相応のルールがあり、
「家庭・ 身内・知り合い」 に向かう際にもやはり相応のルールがあるということ。

そして、
そのルールに反したところで、短期的には何ら問題はない(かのように見える)のですが、
そのルールに反し続けると、中長期的には、問題が起こるように出来ていて、
多くの場合、その「問題」というのは、根深いダメージとなるのだ、ということです。

その「ルール」とは、森羅万象の仕組みであり、 自然の世界を貫くルールのことですが、

それが例えば、
「社会・世間」に向けて、盛りに盛って目立とうとするとか、
きっかけさえあれば我先にと飛び出ていくとか、
「家庭・ 身内、よりも自分のことを優先するとか、
自分の欲得のために家庭・身内を利用するとか、

…などは、
まさに「自然」のルールに反することであり、
人間というのは、そのルールに反した場合には、その「代償」を払わなければなりません。

…ちょっと怖い話に感じられるでしょうか。
そう感じる方も多いと思います。
というのも、私自身、それに気づいて、背筋が凍ったからです。

なお、「代償を払ってルールを無視する」という生き方も、ないわけではありません。
世の中には、そういう生き方に向かう方もおられます。

ただ、自分の行動や選択が、どういう結果をもたらすか?
…という認識なくそれをすると、取り返しがつきにくいので、
行動や選択がなににつながるのかを知っておくことが大事ですよ、というお話です。

算命学を学びはじめた頃はほぼ素通りしていた 「自然」という言葉、

この 「自然」というものの重さというのは、
多くの人の命式を見るばかりでなく、
多くの生身の方々の人生を身近で見ていると、
その重さ、大きさに驚きます。

「自然」であることの恩恵や、「自然」に反することの因縁が、
想像していたよりも、はるかに大きなものであることが分かるようになります。

以前、「さかさまの家」の話を書いたことがありますが、
「自然に反する人」というのは、それと同じように淘汰されていく感じがあります。

そしてその「淘汰」がどんなふうに起こるかといえば、
たとえば、自分に問題が生じるか、家族に問題が生じるかは別にして、

その「自然に反すること」をする気が起こらなくなるような、何かが発生することで、
その「目立つこと」や 「盛ること」が淘汰されることになります。

ちなみに、これも note のほうに仕組みを書きましたが、
「自然に反すること」が極まると、犯罪のようなかたちにもなるので、
そうしたことに巻き込まれないためには「自然に反する人」には近づかないことが賢明です。

…が、だいたいは、「birds of a feather」というか、
その世界に入り込んでしまって同じようなことをし始め、その先に同じような問題を抱えることになるようです。。

なお、本日の内容は、だいたい観察すれば分かります。

⭐︎2023年2月三週目公開分
https://note.com/kinugyokutoan/m/mb90337922b0d

1/16 エネルギー値が高い十二大従星と、エネルギー値が低い十二大従星の違い
https://note.com/kinugyokutoan/n/n07f8411b494d?magazine_key=mb90337922b0d

1/18 「二重破」の現象と構造、散法と共にめぐる「破」の影響と対処
https://note.com/kinugyokutoan/n/n1789d5b9cdf6?magazine_key=mb90337922b0d

1/5 陰占で捉える財・官② 陽占の財官と陰占の財官の違い、財官に伴う負担、負担に耐えるための強さ
https://note.com/kinugyokutoan/n/ncdaf43f26bd1

1/10 有形の世界で活躍することができる命式かどうか?①財・官を保有し続けられるか?
https://note.com/kinugyokutoan/n/ncb4b21ee3d4d

12/31 人体星図で捉える自然陽転と不自然陽転、中心星の作用と重要性
https://note.com/kinugyokutoan/n/n89f469071e07

1/2 星図における「東西」「南北」という「場所の持つ気」にフォーカスした捉え方・稼働法
https://note.com/kinugyokutoan/n/nf513cb8caf9c

12/24 十大主星の本質と陰転・陽転①
https://note.com/kinugyokutoan/n/n47cb4e1c9b31

12/27 後天運の影響を受ける十大主星の捉え方①
https://note.com/kinugyokutoan/n/n1144e69c3daa

12/18 事業を構築するために必要な「現実的」という要素、宿命・後天運の陰干支と陽干支の作用
https://note.com/kinugyokutoan/n/ne77707fbce5b

12/20 人体星図の「場所の作用」を獲得する、「中央の場所の作用」を獲得するのが難しい理由と獲得法
https://note.com/kinugyokutoan/n/n1984af75b445

12/14 循環に内在する仕組みとエネルギー① 退気・進気の生き方、エネルギーの強弱、勢いと危険性
https://note.com/kinugyokutoan/n/n7142ebe2350d

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○2021年下半期のマガジン
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