律音の関係の活かし方についての雑感

律音の関係というのは、
自分らしさを発揮できるまでは居心地の良い関係、
一方、自分らしさを発揮できるようになるとライバル関係になるといわれます。

これは、律音というのは「同じ個性」なので、

個性が育ち際立つまでは、自分の個性が不十分なところ、
身近な律音の存在がその不十分なとおろを補ってくれるので心強く感じる一方、

個性が確立し、完成した個性を発揮する段になると、
その同じ個性が近くにあると、この個性の発揮を張り合う、
曽於の先において「キャラがかぶる」ので身近な律音を疎ましく思う…ということによります。

例えば同級生であれば多くが「年干支律音」の関係になるのですが、

だいたい、同期というのは若いうちは仲良くつるめても、
ある程度の年齢になると、存在感を張り合う、ポスト（地位など）を取り合うことにもなるわけで、
その意味で、いくつになっても同級生と仲良くつるみ合っている…というのは、
多少不自然であるといえます。

さて、そういう理由でここ数年、
律音の関係にある人がつるんでいるのを見ると、
なんとなく違和感ばかりが募って、けっこう過剰に反応していたのですが、

本日、日干支の律音のご夫婦のご相談を承っていて、
日干支の律音の場合と同じような対処が応用できるのかもしれないな、と思ったので、
ちょっとそれについて書いておきます。

日干支の律音の夫婦の場合、
家庭の中における関係では、同じ個性がぶつかりあうので破壊的な喧嘩にもなるのですが、
一方で、家庭を出て、社会・世間に対して、夫婦が共同戦線を張る場合には、
「夫婦で一心同体」になって、社会・世間に対峙することが出来ます。

その意味で、日干支の律音の場合には、
夫婦で外の世界に目を向ける、夫婦で一緒に世間・社会における活動に取り組むと、
日干支の律音を活かす、ということも可能です。

一般的には、共に家業・事業に取組むようなことをすると、
「夫対妻」ではなく「夫婦対社会・世間」の構図になるので、
日干支の律音を活かすことも可能なわけです。

それと同じように、
「対〇〇」のような何かを共有できる場合、
そしてその「対〇〇」というその〇〇に対して立場を共有できる場合、
それは律音をうまく活かすこともできるのではないか？と考えた次第。

必ずしも、律音の関係、日干支の律音での結婚などを推奨するものではないですが、
律音の関係にある人との関係を築く場合には、
そういうことを意識すると良いのではないかな。

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