他人の看板や下駄を使っていい人と悪い人

他人の看板で人集めをしていた人、
他人に下駄をはかせてもらって何かをしていた人たちの、
最近の凋落ぶりがハンパありません。

看板だった人が自分の道を邁進し始めた、
下駄を履かせてくれていた人たちが他の人材に目移りした
…ということのようなのですが、

世の中、そういうプロセスを、
入口から出口まで、つまり、この世の春を謳歌した先において凋落するまでを、
まるっと目の当たりにする機会というのは然程なく、
その意味でとても勉強になっています。

さて、こういうことを書くと、
「他人の看板で仕事をしてはいけない」
「他人の下駄で何かをしても実がない」
…というような自助努力について説くのだろうと思われそうなのですが、
そういうわけではありません。

というのも、世の中には、
他人の看板で仕事をするほうがうまくいく人や、
他人に下駄をはかせてもらって何かをする方がうまくいく人、

つまり、
自助努力に向かない人、
自力で他に頼らず頑張ったところで空回る人、
…というのもおられます。

一方、「自助努力によってしか道が開かれない人」というのもおられて、

今回、すごく勉強になったな、と思っているのは、
上記に挙げた「凋落している人たち」というのがまさにその、
「自助努力によってしか道が開かれない人たち」が、
他人の看板や他人の下駄に頼った結果、凋落していくのを目の当たりにしたからです。

理屈では、そうだと知ってはいましたが、
本当に、「自助努力」以外ではまるで道が開かないのだというのを目の当たりにして、
ものすごく腹落ちし、たいへんに勉強になったな、と感じた次第。

さて、「自助努力」なしには道が開かれない人たちとはどういう人かといえば、
簡単に言えば、非継承運の人たち、
具体的に言えば、子丑天中殺、辰巳天中殺、戌亥天中殺の人たちです。

そもそもの「非継承運」とは何かといえば、
「継承しない」で道を開くという役目のことですが、

「継承しない」からには、当然に、
誰かに助けてもらわない、
誰かの看板を借りない、
誰かに下駄をはかせてもらわない…ということであり、

非継承運の人たちが、
他人の看板や他人の下駄、他人の手助けなどにより、
何かをしようとしたとしても、それは本来の役目と異なる在り方なので空回ることになります。

…そうだろうな、と思ってはいたのですが、
今回、それがくっきりはっきり分かって、たいへんに勉強になったというお話です。

なお、通常は、非継承運の人たちというのは、
他人にそれと指摘をされなくても、基本的に、
他を頼らず、自力を尽くして物事を成し遂げようとする気概をもっているもの。

助けてあげようと差し出された手を振り払ってでも自力でやりたがるのが、
非継承運の方なのですが、

例えば、
身強の宿命を果たしていないとか、
東方の星を使えていないとか、
律音の人とばかりつるんでいるとか、
…そういう、どこか「変な生き方」をしているような人たちというのは、

非継承運なのに、誰かに頼るとか、
非継承運なのに、他人の力を利用しようとするとか、
…そういう傾向にあり、

その結果として本領を発揮できないこの先に、こぞって凋落しているように思います。

具体的に言えば、
以前、律音が2つも3つもある関係にある人たちについて書いたことがありますが、
当初3人だと思っていたその「律音グループ」の人たちは、実は4人だったのですが、

その4人のうち、他人の下駄で踊った3人は、
今なおその舞台を忘れることができずに、
お呼びがかかるのを待ちながら日の目を見ない日々を送りながら凋落の一途をたどっている一方、
他人の下駄で踊らなかった1人だけが、真っ当な人生を歩まれ始めました。

その様子を見るに、
継承運、非継承運というのは、こういうところにも表れるのだな、
…と、感じ入るとともに、

どこか「変な生き方」をしていると、全体がおかしくなることになるんだな、
…ということなども感じた次第。

このところ、バタバタと立て込んでいますが、
こういうことに私が「気づいた」ということは、私も何か気をつけなくてはいけないことがあるのかもしれません。
他山の石として、我が身を振り返ってみようと思います。

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