「たくさんのお金が入ってくると落ち着かなくなる人」とその対処

ちょっと気を悪くされる方がおられるかもしれないず、
noteに書くか公開で書くか迷ったのですが、汎用性があるように思ったので、公開で書きます。

が、気を悪くされたら申し訳ない旨、先に謝っておきます。

さて、先日のzoomのMTGで、
じゃんじゃか入ってくる補助金をどうすれば良いでしょう?という質問がありました。

これについて、「寄付をしたらどうですか」と答えたのですが、
同じ質問を以前も同じzoomのMTGでされていて、そのときにも同じ回答をしたうえでの、再度の質問だったので、
たぶんその答えでは不十分だったのだろうと思い、改めてそれについて書いておく次第です。

そもそもですが、
世の中には、「たくさんのお金が入ってくると落ち着かなくなる人」というのが少なからずおられます。

単純に、不慣れなお金を手にしておちつかない、ということもありますけれど、
そもそも「お金を持ち続ける」ということが出来にくい質である、というケースもあり、

そういう場合は、何かしら対処をしないと、
寝ても覚めてもお金のことが気にかかり、自分がたくさんお金を持っている、ということが落ち着かないために、

そのお金を散財してしまう、
まわりの人に気前よくご馳走してしまう、
無駄なものを買ってしまう、

ということの他、

「たくさんお金を持っているんです」ということを、
身近な人はもちろん、大して親しくない人にも、きっかけさえあれば言ってしまう、ということをして、

その結果、
悪い人にそそのかされてお金をだまし取られるとか、
悪い人にたかられていいように利用されてしまうとか、いうことになったりします。

恐ろしいのは、
そうやってお金を搾取されたとしても、
そのお金が自分から離れていったことのほうに安心を感じたりする点で、

たくさんお金があって落ち着かない、という状態を放置すると、
どんな形にせよお金が離れていく状態のほうに安心を感じるようになり、
結果として、「おかしなお金の使い方」が習慣化したりするので注意が必要と思います。

例えば、ホストに入れ込んでしまう人とか、怪しい宝石にお金をつぎ込んでしまうような人というのは、
「出口を求めるお金」に突き動かされた結果、ホストやら宝石やらという「お金の出口」に出会ってしまった人たちで、
そういう人たちは本質的に、ホストが好きなわけでも宝石が好きなわけでもなく「お金の出口」が必要だっただけであったりします。

さて、それではいったい「たくさんのお金を手にして落ち着かない」というときにどうすれば良いか?
といえば、

私はやはり寄付であろうと思っています。

世の中、「寄付をするくらいなら死んだ方がマシだ」と思っている人がけっこういるのは知っていますけれど、
「落ち着かない」ということは、そのお金の器ではない、ということであり、
そういう状態でお金を維持するのはけっこう難しいもの。

おかしなことになる前に、
さっさとガス抜きをした方が良いので、やはり「寄付」をお勧めします。
寄付でなくても例えば家族に援助するとか、身近な人にプレゼントするでも良いと思います。

例えば、少しずつでも寄付をするなり、地元の困っていそうなお店にお金を落とすなりしてみれば、
自分の中で密度過剰のために出口を探していたお金のエネルギーが発散され、
それと同時に自分の視野が広がり、世の中とのつながりが太くなり、徐々に器が大きくなって、だんだんと落ち着くようになります。

落ち着いてきたら、
貯金をするなり、投資をするなり、冷静に自分のためにお金を使うことを考え始めることが出来ます。

「お金がたくさんあって落ち着かない」という状態では、なかなか冷静にお金を自分のために使うことができないので、
そうやって、自分の回りにお金を落としていく、ということでガス抜きすることが必要であろう、ということです。

ちなみに、そうやってお金を寄付するなり身近なところに落とすなりしていくと、
色んな人に感謝され、自分としても気分が良く、
その先において、結局は自分のところにそのお金が戻ってくるのですが、
そうやって戻ってきたお金であれば、今度はきちんと「落ち着いて」受け取ることができます。

なぜかといえば、それだけ「自分の器」が大きくなっているからです。

ちなみに、投資する、というのでもエネルギーの発散にはなるのですが、
補助金を裏付けとする不動産投資は、金融機関がお金を出さないはずなので(本来の補助金の趣旨に反する使い方なので)
やるとすれば株式投資かな?と思いますが、個別株への投資は難しさがあるので、やるならインデックス投資が無難かな、と思います。

なお、ときどきそういう人に付け込む占い師、というのもいるので気をつけましょう。

以下、占いをお仕事にされているプロの方向けのお話です。

占い師が自分の命式や家族の命式を観てはいけない、といわれている最たる理由は、
「自分(や家族)のために占いを使う」=他人を自分(や家族)のために利用する、ということしないためだ、
…と故野島先生はおっしゃっておられます。

その延長線上において、
「この人は金離れがいいな」とか、
「この人は占いにハマる人だな」とかいうことが分かるような場合において、
それに付け込みお金を巻き上げるようなことは、いろんな意味で道を損ない自分を損ない、ろくなことにならないだろうと思います。

基本的に「占いに溺れる」人がいる場合、その責任は占者のほうにあり、
きちんと線を引く、ときに断る、ということをする必要があるということは肝に銘じておく必要があると考えます。

※「たくさんのお金が入ってくると落ち着かなくなる人」の条件は、悪用の恐れがあるので、公開では書きませんが、
noteでは今月に入って「財」の維持が難しいケースや、そもそも「財=お金ではない」ことなど、
割と財がらみのことを書いているので、来月以降単発公開した際に、ご覧いただければと思います。

⭐︎2021年4月四週目のマガジンを公開しました。
https://note.com/kinugyokutoan/m/m722365bfe12f
成功や活躍にはエネルギーの配分が必要なお話、人間に残虐性が育つ仕組みなど、センシティブな内容を含みますのでご注意くださいませ。

2021年4月三週目のマガジン📚
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Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash