調舒星とカリスマ

ミドル女性のためのファッション誌、VERYで人気モデルでいらっしゃった、
滝沢眞規子さんという方をご存じでしょうか?

3児のママ&カリスマモデルでいらっしゃって、
ファッションブランド『NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)』の代表、滝沢伸介さんの奥様でもあります。

この方が、ガラス張りのたいへんな豪邸にお住まいでいらっしゃるのですが、
家政婦さんを使うことなく家を切り回しておられると聞いて、

西方調舒星の方だろうな、と思ったら、やはりそうでした。
こんな星図の方です。

★龍恍
調司玉
印玉南

西方調舒星の人は、家庭においてたいへんな几帳面さを見せるもので、悪くすると神経質さの先に孤独となってしまうこともあるのですが、
良く出ると、家庭においてきめ細やかな気遣いや心配りができる「きちんとした奥さん」になったりもします。

いうまでもなく、
「良く出ると」の支えになっているのは、中央の司禄星で、
家庭的な面な几帳面さとの相乗効果でそういう豪邸、そして御子様三人の大家族をうまく守っておられるのだろうと思います。

なお、この方は、30代でファッションモデルになった遅咲きの方でもあるのですが、
この方は申酉天中殺の方なので、いずれは外向きの活躍に向かうべき人であり、
恐らくは、家庭を守りつつも、モデルという仕事を得たことで、
「水を得た魚のような活躍」につながったものと考えます。

特に大運の位相法などの応援なく活躍し始めておられますけれど、
母親として女性として怠りなく生きておられることで玉堂星が光り、
さらに家庭をきっちり守っておられることでこの司禄星が光り、
さらに家庭への気遣い心遣いを抜かりなくすることで調舒星が光った先において、
30代からの怒涛の活躍につながったのかな、と思いますがどうでしょう。

開運とか活躍とかいうと、後天運が動くところばかりに目が活きますが、
星図をきちんと消化していく先において「当たり前に活躍に向かう方」というのもいますね。

もちろん、陰占の位相法において元々東方に支合があるからこそ後天運で無条の時期に活躍したということでもあるのですが、
宿命にある支合が無条のタイミングで発展に向かうということは、
そこに至るまで、発展に値するだけのことを積み重ねて日々を過ごしてきたということでもあり、

これも結局は、「星図をきちんと消化していく」ということが出来ていたからこそと考えます。

正直、個人的にはそれほど好きなタイプのモデルさんでもないのですが、
こうして立派に生きておられる様子=きっちり宿命を消化しておられる様子を見ると、
そういう個人的な好みはさておいて、頭が下がるというか、立派だな、と思います。

それにしても「カリスマ」といわれる人には調舒星がありますね。
カリスマ、というと、独善的という面もありますが、
一方で、見えないところで神経質なほどのきめ細やかな気遣いや心配りをしているように思います。

その両面を備えてはじめて「カリスマ」である、ということが、
この調舒星とカリスマとの関係から分かるように思いますがどうでしょう。

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