【雑記】
ときどき、その年にめぐる星の人と縁ができるということをおっしゃる方がおられます。

例えば、日干甲に庚がめぐれば車騎星が出てくるので、
日干甲の人は車騎星の人に縁ができる、みたいなお話です。

たしかにそういうことはあるかな、と思うのですが、
厳密に言えば、

きちんとそのめぐっている年運の星、上記の例でいえば、車騎星を消化していないような人が、車騎星の人と縁が出来やすいんじゃないかな?という印象があるのですがどうでしょう?

再婚運、二度運といわれるような要素を持つ方は、
自分がその再婚運、二度運を消化しなければ、自分の配偶者など、自分の回りの人がその再婚運なり二度運なりを消化するといわれます。

つまり、
自分が持つ運というのは、必ずしも自分が消化するわけではなく、
自分の回りの人が「代わりに」消化することもある、ということがいわれますね。

それと同じで、めぐる星というのも、自分が消化しなければ、まわりの人が消化する、みたいなことが起こってるなと思います。

例えば自分が車騎星の攻撃性なり勝ち気さなりを消化しなければ、
まわりにやたらと攻撃的な人や勝ち気な人が現れる、みたいな感じで。

逆に、自分がきっちりその車騎星を消化していれば、
自分の回りにそういう車騎星的な人、攻撃的な人、勝ち気な人があふれるような事態にはならないのではないかな?と思います。

実際、同じようなことが西洋占星術でもいわれますね。
きちんと星を使わなければ、まわりの人に使われる、といわれたりします。

そういえば、
私たちは自分の身体というのを肉体のことと思っているのですけれど、
「エネルギーボディ」というのの考え方に寄れば、
肉体はエーテル体というエネルギーに包まれていて、さらにそれをアストラル体というエネルギーが包んでいて、
さらにそれをメンタル体というエネルギーが包み、コーザル体というエネルギーが包み…

という感じで、
実際には、「私の身体」というときに指すその範囲というのは、肉体をはるかに超えたもっと大きな範囲を指すのだそうです。

私はその分野にはあまり詳しくはないのですが、
でも、もしそれが本当だとしたら、
自分の運気をまわりの人が消化する、というのも、なんとなくあり得る話だな、と思うのですがどうでしょうか。

ちなみに、
感覚ですが、自分の運気を自分で消化するのは気分よく心地よいものですけれど、
他人に自分の運気を消化される、例えば自分にめぐる車騎星を他人が代わりに消化するのを身近で感じるその印象というのは多くの場合不快であるようにも思います。

このあたりは、
「自分の運気をきちんと消化しなかった」ことへの罰のようなのかもしれませんね。

前々から思っていましたけれど、
この世の中、どうもそんなふうに宿命や後天運の運気を「きちんと消化する」ということを促される仕組みがあるようです。

そう考えると、
この世界は、なんだかとっても面白い。
そしてきっちり仕組みが出来ている、と思いませんか?

…ということで、きちんと自分の宿命を消化する、自分の運気を消化することのススメでした。

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1 個のコメント

  • こんばんは。いつも勉強させていただいております^_^

    私の祖父が二度縁(陽占の東西が同じ星)の要素を持っているのですが、これがモラハラじいさんで、「祖母と結婚したのが間違いだった!」と言いながら離婚しないで今まで生きています。(昔の人ですし、世間体を気にする田舎者です)
    たとえば周りの人一人が消化してもしきれない場合、どんどん連鎖していくこともあり得るんでしょうか?
    娘2人(私の母と叔母)と孫の私が、二度結婚しています。

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