現実と精神のバランス、有形と無形のバランスがとれると安定する

本日は、半年以上ぶりくらいに残業を20時までしました。
あれやこれやと忙しく、社内外の人と今日だけで30人くらい話した気がします。

自宅待機のときなどは、場合によっては家族以外とは誰とも話さないこともあるので、ある意味「画期的」な一日だったと思います。

けれど、そういう「ほとんど外側と接触しない一日」と「ほとんど外側としか接しない一日」というのを比較してみてくっきり分かるのは、
「ほとんど外側としか接しない一日」というのは「自分のありたい姿」というのをくっきり実現しやすいということ、
「ほとんど外側と接触しない一日」というのは「自分のありたい姿」というのが想念の中にとどまってしまうものだということ。

一方で
「ほとんど外側と接触しない一日」は自分のことがよく分かる一方で、
「ほとんど外側としか接しない一日」は、自分のことがさっぱり分からなくなるということ。

人間は、自分がどんな人間か?ということを表明するには現実の中で、つまり他人との関係の間において「自分」を表明、顕現させる必要があります。
いくら自分の中で「私はこういう人間」だと思っていたとしても、それを認識する他人がおらず、そういう姿が現れているのを認める他人がいなければ、
それは単なる空想の産物にすぎません。

もちろん、「自分がこうありたい」というイメージやビジョンというのは大切で、
その「ありたい自分」を支える思想やら想念やらというのももちろん大事なのですけれど、
それが自分の中に留まる限りは「絵に描いた餅」と同じで、
誰に認められることもなければ、何かに役立つこともありません。

そう考えると、
独りの時間においてしっかり自分を構築していくことと同時に、
その構築した自分を世の中に押し出していく、世の中に表明し、現実において貢献していく、ということが必要で、
そのバランスが取れて初めて「世の中で活躍する」とか「世の中の役に立つ仕事をする」、あるいは「存在感をもって生きる」ということができるのだろうな、と思ったのですがどうでしょうか。

先日、noteのほうで、
身弱だからといってまったく現実を生きなくてよいわけではない、
身強だからと言ってまったく精神性を備えなくてよいわけではない、
…ということを書いたのですけれど、

この世界、有形の現実の世界に命を受けた以上は、
まったき想念の世界、平たく言えばバーチャルの世界だけに生きるとか、
まったき現実の世界、平たく言えば他人がいる世界だけに生きるとかいうのは、
いずれも等しく不自然であり、いろんなものを歪めるのだろうと思います。

その意味で、本日は、疲労感満載ではあるものの、とても健全な一日だったなと思います。
なぜそういえるかといえば、
忙しい最中にも、自宅待機の期間中にしっかり習慣化した「自分の内側とともに過ごす」ということがきちんとできた一日だったから。
おかげで、たくさんの人と過ごしつつも、自分をきちんと維持しながら、きちんと彼らと対峙できたから、です。

そういえば、別の面でも安定感が増してる感じがあります。

私は中央の星が牽牛星なので、プライドとか誇りというのをとても大切にします。
それは、もっと若い頃、多分子供のころからそうだったのですけれど、
最近、つまり中央の星が光る時期に入って感じるのは、
その牽牛星のプライドや誇りというのが、だいぶ「健全」になってきた、というか。

若い頃はもっと青臭い、先走ったプライドやら誇りやら責任感だったと思うのですけれど、最近は、それらが安定してきた感じがあります。
…ときどき、安定しすぎて「無礼・非礼な人とは関わらない!」みたいな強情さもでてきたりしますが、
このあたりは、安定した自尊心や責任感の反射のようなものなのかも。

なお、「自分の内側とともに過ごす」というのは、
自然の気(陰陽五行)と自分の気のバランスを眺める、ということをもって取り組んでいます。

宇宙という空間の中で五行がめぐる、森羅万象の五行がめぐるその世界と自分の関係を大きな視点で捉えるとき、
それは自分の内側のバランスを取る、ということにつながっているように思います。

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