算命学を学ぶ年齢とスピードについて考えたこと

暑い暑いと思っていたら、株価が爆騰していました。

算命学で語られることというのは、暗黙知のように見えて実は形式知なのですけれど、
株価の動きというのも同様に、暗黙知のように見えるその動きが実は形式知の先にあるもので、
この「暑くなると株価が上がる」というのも、そういう「暗黙知に見えて実は形式知」であることの一つだろうと思います。

株式マーケットというのを、じっくり真面目に見るようになって20年くらいですが、
それくらいの期間真面目に株価の動きを観ていると、「大きく外す」ということはなくなります。

そんなことを考えつつ、
算命学というのも、東洋思想における十干十二支や十大主星、それに付随する様々なことを繰り返し繰り返し積み重ねていって、
長く学び続けていれば、「大きく外す」ということはなくなるだろうな、と思ったりしました。

とはいえ、
株式マーケットの上澄みをつつくように触っている人たちが、いつまでたっても投資で失敗するのと同様に、
算命学も、表面的なところやキャッチーな所ばかりをかいつまんで、我田引水に捉えているような場合には、
いつまでたっても本質的なことは何も分からない、ということになるのかもしれませんが。

さて、算命学を学ぶときに、「急ぎすぎてはいけない」ということをよく言われるのですけれど、
みんながみんな「同じスピードで学ぶ」「同じスピードで理解する」というのは当然不自然なことですね。

これについて、何がその差を分けるのか?
はやく学びを深められる人と、いつまでたっても学びが深まらない人の差は何なのか?
という質問をいただいたので、こちらに書いておくのですが、

これは、
学んだことの具象を自分の人生にどれだけ持っているか?
学んだことをどれだけ現実の生活において抽象できるか?
であろうと思います。

つまり、
学んだことに当てはまる実際の人物の性質や現象というのを数多く持っているほうが学びが深まる速度は速まり、
日々の生活において学んだことが当てはまる事象をどれだけ見つけることができるかが学びの深まりの差をつくる、
ということです。

一般的に、算命学が説くところを本質的に理解できるようになるのは、早くても30代、だいたいは40代といわれることの理由は、
30代、40代くらいにもなれば、そういう学んだことの具象がある程度蓄積されていると想定できるためで、
その意味では、
人生穏当に生きてきました、ラクして生きてきました、という人よりも、
人生すごく苦労しました、頑張ってきました、というような人のほうが、経験の厚み・深みがある分、
学ぶことの具象を自分の体験として多く持っているため、学ぶ速度も当然速まるもの。

あるいは、
知り合いが10人しかいない人より、1000人の人と様々にかかわってきました、という人のほうが、
そのたくさんの具象を自分の体験の中に持っている分、理解や応用が出来やすいものでもあります。

一方で、学んだことを現実の生活において抽象できるか、というのは、
経験もさることながら、視野の広さや教養の深さなどがモノをいうような印象があります。
あるいは、センス、ということも言えるかもしれません。

このあたりは、一極二元で考えれば至極当然のことであろうと思います。

つまり、年齢や学習期間という蓄積はもちろん大事なのですが、
そういう人にありがちなのは、具象ばかりを持っていて、事例だけでモノを考える人は本質を捉えることができない(我田引水に陥りやすい)、ということで、
その対極としての知性・創造性・センス、といったものも当然必要だろうということです。

よって、年齢やスピードというのを十把一絡げに論じることは難しいというのが私の考えです。

同じくらいの人が、同じ時期から学び始めたら、同じように習得できる、というのは、とても体制的な考えです。
体制的とは効率的ともいえ、実際合理的に見えるのですけれど、真実は必ずしもそうではありませんね。

学校などではあまり目立たないものですけれど、
実際のところでいえば、
同じように学び始めた人でも、わずかな期間で大きく差がつくのが世の中の自然な姿であり、
同じことをしてもうまくいく人といかない人がいるのは、まわりを見渡せば当たり前に理解できるところと思います。

これは、学びのプロセスをスキップすることを推奨するものではありません。
ただ、
「年齢と期間」という一般的に算命学を学ぶ上で「絶対」として語られることについて、
算命学・東洋思想の基本たる一極二元で考えれば、それは必ずしも「絶対」ではないのだろう、と考えた次第。

ちなみに、noteのサークルのほうは、このところ地味な内容を淡々とやっています。
いろいろ書きましたが、算命学を学ぶこと、深めるにあたり、年齢や期間は絶対とは思わないものの、そういう「地味なこと」の積み重ねというのは不可欠だろう考えるからです。

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