律音 その2

律音について、後天運に巡るときは、人生の選び直し仕切り直し的な意味です、ということを前に書きましたが、
これが命式に現れる人というのもいます。

繰り返しになりますが、
律音とは、陰占において同じ干支が並ぶことを言います。
例えば、以下の例は「甲子」が2つある律音です。

(例)甲丁甲
           子亥子

月柱(例では丁亥)と日柱、月柱と年柱というのもありますが、律音のスゴさを感じるのは例のような日柱と年柱の律音です。

年柱は社会・未来・親を示し、
日柱は家庭・過去(結果)・自分を示すのですが、これが同じということは、一つの目的に対して、一貫して突き進むことができ、結果を得ることができる、ということです。
また、親と自分が一致する、という意味で、自分の目指す方向を親が理解しやすいため、親子が仲良しとか親からの支援が適切に受けられるという現象にもなります。

干支はそれぞれに波動があり、それぞれの音があるのですが、律音とは、同じ音が鳴り響く、という意味です。
同じ音を宿命内に2つ持つということは、
3つのうちの2つが同じ方向(それも60分の1の確率で)に音が集中するため、それは他人にない集中力を生みます。
将棋の羽生善治永世七冠や俳優の菅田将暉さんはこの日柱と年柱の律音をお持ちですが、その集中力のイメージ通りです。

律音は、三分の二が同じ方向に向かうことの必然として、視野の狭さを生むと言われますが、これは集中力の副作用といったところ。
視野は広いのがいいかといえば必ずしもそうでもなく、何かを成し遂げる人とはたいていそういう人だと思います。
私の周りにはお子様が律音という方が何人かいますが、人様のお子様ながらその将来が楽しみです。

ちなみに、月柱は家系・現在・プロセスなどを示すもので、そことの関係次第で結果を得るまでのプロセスがスムーズに運ぶかハードルが現れるかが決まります。
もっとも、ハードルがあるからダメなのでもなく、スムーズだから良いわけでもありません。それぞれに意味があります。

相性上の律音(お互いの命式の中に同じ干支がある相手)というのもあります。
同い年(旧暦の同じ年生まれ)であれば、律音なのでイメージしやすいと思います。
よく「律音は縁が深い相手」と言われますが、感覚的には「潰し合う関係」になりやすい印象があります。

双子が不吉、ということが言われます。
これは同じ宿命の人間が一家に2人いると存在場所を取り合う(同じ音の宿命なので、同じ音が2人いると自分の音を響き渡らせることができない)ためで、早い段階で別の道を歩む方が良いといわれます。
(そうでなければ完全に同じ道を歩むか。)

律音の相性というのもこれに近いものがあるように思います。
同じなので理解しやすく、同じ目的を持つ限りにおいては仲良くいることができますが、そうでなければ潰し合いになる、中間のない両極端な関係。
もちろん、他の要素も色々あるので(律音の柱と他の柱との位相法など)、それが全てではありませんが、兎にも角にも、軽々に深入りすることは避けておいた方がよい、という印象があります。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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