水原一平さんに関連して「人を使う」ときの構造の話

水原一平さんの件について、
相性の点から指摘する考え方ももちろんあるのですが、
(天剋地冲が2つ成立していた、など)、

今回の件でいえば原因はそれよりも、
「次元の違い」 であろうと思います。
人間としての「格の違い」という言い方もできます。

簡単にいえば、
「使用人(=世界が異なる存在)」を自分と対等な人間として扱ってしまったために起きたこと」
…ということで、

現代の「万人平等」 という教育が浸透している世界において、
こういう指摘をすると眉をしかめられそうなのですが、
きちんと大谷選手が水原さんを「使用人」 として扱っていれば、こうした事態にはなりにくかったのではないか、というお話です。

言い方を変えれば、
大谷選手がきちんとけじめをつけていれば、
水原さんを罪人にせずに済んだかも?ともいうことです。

「次元の違い」、「格の違い」 などというと、
他人事のように感じる方もおられると思いますが、

組織において、
課長と平社員、部長と課長、正社員と派遣社員・・・など、
いわゆる「階層」 の違いがある場合、
そこでは本来、「次元の違い」 「格の違い」を徹底的に認識すべき局面であり、

それとしっかり認識している人=組織人は、
今回の事態の構造の一端であるこの指摘を理解できるだろうと思います。

もっとも、そういう局面においても、
「みんな仲良く」を掲げる人たちというのも最近は多いのですが、
そういう人が作る 「集団」というのは、
どこまでいっても、どれだけ人が増えても 「烏合の衆」 の域を出ず、

そういう集団は一時は存在感を得たかに見えたとしても、
比較的短期間で空中分解するか、文字通り瓦解することになります。

なぜか?といえば、
有形・現実の世界において「平面的な組織」というのは存在しえないからです。

これは、十干十二支の構造を正確に認識していない人にはさっぱり意味がわからないかもしれませんが、

平面五行は想念の世界、
現実的な世界は立体五行で出来上がっている、
…といえば、
多少知識に不足がある方にも、その意味が伝わるのではないか、と思います。

なお、その意味で言えば、
組織の構造自体は立体的でなければなりませんが、
意識・想念の世界が平等であるのは問題なく、むしろ望ましいといえます。
(この違いが、分かっていない経営者が多いですが。)

組織・集団をつくるときには、その構造を前提にすることで発展的なものとなる一方、
その構造を無視すると早晩瓦解します。

「次元の違い」、「格の違い」 の話に戻せば、
こうした立体・平面で構成された世界の中で、
その位置を占める役目を果たす、その純度、確度の水準が高いか低いかにより、次元や格の水準が決まります。

純度、確度が高いほどに存在感を得て収入も上がるのですが、

なんでしょうね、
純度、確度が高くなくても「環境に乗ってそれっぽくする」ことはできるもので、そういう紛い物的な存在も、だいたい何割か混じるのが通常で、

このあたりの説明は、モノが見えている人には必要なく、
モノが見えていない人には説明しても伝わらないところかもしれません。

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