午未天中殺の「先生」について

午未天中殺の算命学の先生のまわりには、
午未天中殺の生徒さんが集まる、という現象について考えています。

いや、必ずしもそうとは限らないのかもしれませんが、
ただ、観ていると、そういう傾向があるな、 という気がしています。

なぜだろう？
…と、考えるに、
午未天中殺の人たちというのは、

「有終の美」を飾るべきひとたち、
物事を「まとめる」ことをして、自分の代で成果を享受する人たち、
＝後の代には何も残さない人たち、後の代にはぺんぺん草もはやさない人たち

…であるので、
午未天中殺の先生のところで学ぶ人たちというのは、
同じように、
「自分たちの代でパーティをやって盛り上がって楽しみましょう！
それでもって、有終の美を飾りましょう！」
…というような思考の人たちが集まる、

つまり、午未天中殺の先生のところには、
午未天中殺の人たちが集まることになるのだろう、
…と、思ったのですがどうでしょう。

だいたい、 午未天中殺の人たちというのは、
自分が上に立って「教える」とか「授ける」とかいうことは出来ません。

いや、形式的にそう見えたとしても本質はまるでそこにはなく、
午未天中殺の先生が教えるのは「まとめたものの共有」であって、

そうやって「まとめたことを共有する」という役目を果たしたことに対して、
「自分が褒められたい｣ 、「自分がスポットライトを浴びたい」という思いの方が強いので、
（「有終の美」ですからね。）

同じように、「一緒に楽しんで有終の美を飾りましょう」という人でなければ、
なかなか午未天中殺の「先生」のところには向かわないのではないかな？
…と思ったのですがどうでしょうか。

ときに、午未天中殺でありながら、
トップに立って何かを成そう、
何かを成して、下の世代に残していこう
…というようなことに向かう方がおられますが、

そういう「矛盾を大きくする行動」に向かうと、
その矛盾を解消するために激しい現象が起こることになるので気を付けましょう。

世の中、 算命学を学んでいてすらも、
天中殺の役目を軽視する少なからずおられますが、
世の中で起こっている「パターン」をきちんととらえることができていれば、
ふつうは、そういうことはしませんね。

閉畢命式というのは、
それを避けようともがくほどに破壊的であるもので、
何かと注意が必要であるように思います。

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