樹木希林さんと内田裕也さん

内田裕也さんの訃報。
何となく気づいていましたけれど、
命式を見比べてみて、樹木希林さんと内田裕也さんというのは、互いの存在が命を支えていたんだな、と思いました。

この2人は、傍目にどう見えたか、あるいは互いの思いがどうであったかは別にして、とても強い縁のある夫婦だったよう。
日干が干合していて、強く惹かれあった先の恋愛結婚。
そして、希林さんの日支と裕也さんの月支が支合なので、干合支合(羅状ですが)の相性です。
裕也さんの月支(家系)との支合ということで、家系を伸ばす(也哉子さんが生まれ、さらに孫が3人も生まれている)関係。

干合支合は共通干支の一つですが、
離れがたい、離婚しがたいといわれるそのとおりの夫婦であったことは周知の通りです。
(なお、希林さんの日干と月干が同じ癸で裕也さんの日干戊と二重干合になっているため、裕也さんに他の女性の存在が常にあるということにつながっていたのかな?と思います)

互いの存在を掘り下げれば、
陰占では、
希林さんも裕也さんも、
配偶者によって生かされる人。
陽占では、
希林さんは配偶者によって生かされる人ですが裕也さんは配偶者を剋す人です。

陰占は潜在意識、陽占は健在意識といいますが、
確かに傍目には裕也さんが希林さんを邪険に扱う一方で、
裕也さんの存在は希林さんにとっては支えになっていた面があるように感じます。
そして内面の奥深いところでは、互いの存在が互いを生かしていたことも、
彼らの長い人生におけるやりとり、特にその最晩年を眺めるとうなづけるものがあります。

算命学的に相性の良い夫婦、縁のある夫婦が、必ずしもラブラブな関係の夫婦ではありません。
算命学的な良い夫婦とは、
家系を伸ばし反映させることができる夫婦。

その意味では、このお二人は紛う方なく良い夫婦であられたように思います。

算命学的に良い夫婦の場合、
どちらかが他界すると、その後を追うようにもう一人も他界することが多いのですが、
これは、宿命的に、エネルギー的に、互いの存在がお互いを生かしていることによるもので、
その支えを失うことによってもう一人の命も尽きてしまいます。

なお、希林さんは壮年期天南星の人です。
天南星の人が若いうちからこれだけ長きにわたり活躍された裏には大きな挫折があったであろうと考えるに、
薬剤師を志して臨んだ大学の受験に失敗(骨折による)したことが一つ、
そしてそれ以上に大きな挫折は、内田裕也さんとの結婚であったのだろうと思います。

また、希林さんは生日中殺の人でもありますが、こちらも配偶者が欠けることによって世界の枠が大きく開く宿命です。

その意味では、
不肖の夫であり続けた内田裕也さんは、
金銭的な面では何一つ協力しなかったといわれていますが、配偶者でありながらその家庭に身を置かなかったことで、
運命的な意味では最後まで希林さんの晩年期にまで及ぶ成功、栄光を支え続けたというようにも言えるのだろうと思います。

冬至説を採用した場合、希林さんの主星は龍高星となり、旦那様とは友達夫婦になりますが、印象としては旦那様に生かされたような印象があります。

 

※命式はiPhoneのアプリとセラファムさんのアプリで出しました。

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Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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