陽占の星の復習(追記しました)

陽占の星の復習です。

■貫索星
和やかで暖かく、しなやかで古いものを新しくしていく質。
素直で伸びやかで自らのペースを守りながら安易な妥協をせず、しかも人との争いを避けながら、大樹のように長い年月をかけて成長し、独りで悠々と自らの目的を成就していく人。

■石門星
群れをなして横の結びつきを重んじ、集団で協力しながら、清濁を併せ飲む和合と協調によって組織的に物事をすすめ、自らの意志を貫く人。
同時に複雑な事態に直面すると、物事を紛糾させ行き詰まらせてしまう一面もあり。

■鳳閣星
中正な心で世の中を明るく安らかに治める。そして礼儀作法に従って自らの意志を正しく効果的に伝える。、活力に満ち、ゆとりをもって不自由なくその日その日を自由自在に安心して、自然体で生活を楽しみながら生きる。

■調舒星
火の暖かい心を持ちながらも、常に心の中では陰気が陽気を突き上げ、外向性と内向性、積極と消極など、陰陽の二気ざ葛藤し、抵抗と改革を迫る気質。
反骨精神を養い、人間がそれなりに練られることが必要。古いものから脱皮し新たな世界に入るが如く現実を超えて空想とロマンにひたる。

■禄存星
土徳は仁義礼智の四徳を兼ね備え、この四徳を最大限に発揮した時に大きな魅力となって人を惹きつける。
広大中生の気を受けて万物を育み、広く公平に紐を愛する。
また、これまでの形態や状態を新たなものに変えるという意味もあり、自体を思い切って改革する働き。

■司禄星
温厚ではあるが真っ直ぐで折り目正しい愛情の持ち主。閉蔵蓄積という陰の働きを宿す。
父母兄弟家族など特定の人を細やかに愛し、辛抱強く長年堅実に蓄財する。
また過程を重視し、節約家。
年齢とともに信頼を得る。

■車騎星
規範に従って新たな形に変革する働き。
金徳は義。義は宇宙の道理を守り、それを後世に伝えるための戦いであり、積極的な行動が必要。
剛直で短気、単純、直情。肉体的にも精神的にも行動的でスピーディ。
義徳は発揮する時と場所を心得ることが大事。

牽牛星
自ら改めて新たなものに変わる。
規則や規律通りに動き、規則や企画を尊重して自らの威儀を正して忠実に自立心と責任感を持って命令を確実に達成する。
内省熟慮を重ねて組織的に厳しく動く。
高慢な自尊心、権威主義者の面もあり、義徳によって表される攻撃力は自らに対して恥を知るところが入り口。

■龍高星
物事を正しく把握し道理に従って処理をする。
どんな人や社会にも溶け込んで人を和ませると同時に、物事の本質を正しく知るために未知の世界を自ら直接見て体験し、そこから新たな知識を生み出し新たなものを創造する。その延長として海外に向かい家族親族と遠ざかるという解釈にもつながる。

■玉堂星
精緻で繊細な澄み切った智。
原理原則に基づいた計画を立て、様々な状況や環境において調整型の無理のない自然の生き方をして人を潤す。
その智は地道な学習を重ね、伝統を踏まえ、原理原則を明らかにし、そこから広く深く緻密な体系を生み出す。

『算命占法』下巻より

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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