令和改元 新天皇陛下御即位に寄せて

最澄の言葉に、
「径寸十枚是れ国宝に非ず、一隅を照らす此れ則ち国宝なり」
という言葉があります。

「径寸十枚」とは金銀財宝などのことで、「一隅」とは今自分がいる場所や置かれた立場を指します。
※参考:天台宗長福寺
http://www.chofukuji.com/ichigu/

 

お金や財宝は国の宝ではなく、
今自分が置かれたその場所を照らす人、
あちこちを照らす大役を担おうとするのではなく、
自らの置かれた場所を控えめに、しかし確実に照らす人こそ何物にも代えがたい貴い国の宝であるという意味の言葉です。

 

この言葉は、最澄による「御将来目録」という書にあるのですが、
高尾宗家が算命学を教えるという役割を担うことを心に決めたのは、
それによって「一隅を照らす」、その役割を果たそうと考えたからなのだそうです。

 

本日御即位される新天皇陛下は、
帝王学の一環として日本の歴史を学ばれ、学習院大学文学部史学科を卒業された後、留学先であるオックスフォードでは水運史を学ばれました。

帰国後は学習院大学でその博士課程の研究を続け、その情熱から2007~2015年には、国連「水と衛生に関する諮問委員会」の名誉総裁を務められたそうです。

 

また、本日新皇后陛下になられる雅子さまが若年期からの情熱の先に外交官の仕事に就かれたのは周知の通り。

 

そうした情熱をお持ちのお二人が、
天皇、皇后という新たな地位お役目を真に目指されていたのか、
私はそれを知る立場にありませんが、
そうではない道においても恐らくは大きな活躍をされる才能をお持ちであったのは確かであろうと思います。

 

そのお二人が天皇陛下皇后陛下の地位に上がられ、お役目を今後果たされていかれること。
それは「自分の置かれた場所」を照らす、「一隅を照らす」ことに他ならないのではないかと、そのように思われました。

 

算命学では、
自分の夢を追う男性と、
自分の夢を追う女性の組み合わせは、
その先に発展がないと言われます。

自分の夢を追う男性又は女性と、
自分の役割に徹する配偶者の組み合わせは、夢を追うその人、その代が大きく発展すると言われます。

自分の役割に徹する男性と、
自分の役割に徹する女性の組み合わせは、
その子の代、その後の代が大きく発展するそうです。

 

家系は樹であると算命学では言われ、
これは個人の家族家系における秘伝の一つなわけですが、
一国の象徴としての天皇とその皇后がそのお役目に徹していかれるその御決意は、日本国の今後の大きな発展の礎となるだろうと思います。

 

新たな天皇陛下皇后陛下の健やかであられることを心から祈念いたします。
そして、令和という時代が、日本の未来へと続く充実した日々となりますように。

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Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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