「才能」の見つけ方

日頃、忙しくしているので、
一般書は割とAmazonオーディブルで聴くことが多いのですが、
そのAmazonオーディブルが、ちょっと前から聴き放題になりました。

それで、思いつくままにいろんな本を聴いているのですが、
その中で先日聴いたのが本田健さんの『一瞬で人生を変えるお金の秘密」という本。

本田健さんの本は、
昔、私が不動産の仕事をしていた頃、
ガツガツ一生懸命お金を稼いでいた頃に勧められて何冊か読んだことがあるだけなのですが、
ちょっと前に、その本屋で平積みになっていたのを思いだして聴いてみた次第。

さて、その本で「才能」について素晴らしい記述があり、
まさにそのとおりだな、と思ったのが、
……
才能に気づいたら、たいていの人は驚くもの。
才能というのは、それだけ予想外のところにある。

そして、才能というのは、
自分の人生に責任を持つ準備が出来たら現れるものである。
……

…という記述です。

算命学では、
「才能の星」や「お金を稼ぐことにつながる星」、「まだ自信がない時期にまず光らせるべき星」
…など、人生を切り開いていくうえで取り組むべき「星」というのはくっきりと現れますが、

その「星」が具体的にどんな才能を示すのか？
いったいどういう活動や行動、仕事や事業が自分がその星の示すところなのか？
…というのは、
実は自分で見つけるしかないものです。

つまり、星に象徴される分野、世界、エネルギーを発揮する方向性というのは示されているのですが、

その分野の中で自分が能力を発揮できるのは具体的にどんなことなのか？
その世界においていったいどこに身をおけば自分らしく能力を発揮できるのか？
そしてどういう方向性で能力を発揮すれば認められ、お金を稼ぐことができるのか？

…というのは、
最終的には
「自分でやってみた先の手触り感」とか、
「実際にやってみた先のまわりの反応」とか、
「それに取り組んでみたときの自分の身体に力がみなぎる感じ」とか、

そういう「自分の感覚」をもってしか本当の意味で自分の「才能」に気づくことはできないもの。

そしてその「才能」の多くは、自分にとっては至極当たり前にできることでありながら、
他人にとっては難しいことであるわけですが、

そういうのは、
実際に自分でやってみて、人にもやってみせる中でしか、分からないものなわけで、

そうこうやっているうちに、
「あ！これが自分の才能だったんだ！」
…と気づくのが才能なのだと思います。

そういう「才能の見つけ方」を、うまくまとめて言い換えると、
先に挙げた本田健さんの、

………
才能に気づいたら、たいていの人は驚くもの。
才能というのは、それだけ予想外のところにある。

そして、才能というのは、
自分の人生に責任を持つ準備が出来たら現れるものである。
………

…ということなのだろうと思ったのですがどうでしょう。

キーになるのはもちろん、
「才能というのは、自分の人生に責任を持つ準備が出来たら現れるものである。」
…という点です。

この「自分の人生に責任を持つ準備」ということについて考えていたんですが、
これは、

「何にでも手を出す」という段階から、
「何かにフォーカスする、何か一つを選び取る」という段階に向かい始めたら…

…と、言い換えられるのではないかな？と思います。

というのも、
自分の人生において、
何か一つを選び取るというのは、
別の何かを捨てることであり、

そこには覚悟と責任が生まれるものだからです。

エネルギーというのは、誰しも等しく持っているものですが、

そのエネルギーの発する先を選びきれていないうちは、
そのエネルギーというのは緩慢に、散漫にしか発揮されないもの。

けれど、他の可能性を捨てて何か一つを選び取り、
その一つにエネルギーをフォーカスするなら、
それは大きな力をもって世の中に強く打ち出でていくことができますね。

結局、いろいろやってみて、
自分にとっては当たり前に出来ることで、他人には出来ないことに気づいたら、
それ一つにエネルギーをフォーカスしていくことで「才能」が見つかり開花する、
…というお話なんですが、

そういう説明にぴんと来ない方は、先に挙げた本田健さんの本を読んでみる（聴いてみる）と良いかもしれません。

ちなみに、本田健さんのメンターは和製ウォーレン・バフェットといわれた竹田和平さんです。
多少、スピリチュアル的という評もありますが、確かな投資で大きな財を築いた方なので、
機会があれば、この方の本も読んでみるととても参考になります。

以下、連絡事項ですが、
先日、私が一極二元の考え方の元、
ロシアのウクライナ侵攻について書いた記載について、コメント欄にお叱りの言葉を頂きました。

コメント欄は閉じていて、表示はされず日頃目を通す余力もないのですが、
ブログのシステムを手伝ってくださっている方から連絡があり、
本日、その内容に気づき、記載のあったアドレスへ、
ご指摘に感謝するとともに、件の投稿を削除する旨のご報告のメールを送ろうとしたところ、
アドレスに誤りがあったようでお送りできませんでした。

お名前までご記載だったので検索したものの連絡先が分からず、
差し支えなければ改めてご連絡先をお知らせいただければと思います。

私の不見識からご心配をおかけいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
引き続きのご指導を賜りたく、どうぞよろしくお願いいたします。

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