「損をする」ところからスタートする

本日の日経に、『ロビンフッド最安値圏、「ミーム株の死」占う』という記事がありました。
こちら:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN22EVW0S1A221C2000000/

今年の夏に上場したスマホ証券ロビンフッドをはじめとする「ミーム株(はやりの株)」が総崩れ、というアメリカのマーケット事情に関する記事です。

この記事曰く、
上場直後は「ミーム株ブームに乗り、公開価格の2倍強まで上昇する場面があったが、
その後ははオミクロン株への警戒が後退した楽観ムードから完全に取り残されている」
…とのこと。

この記事を読みつつ、
同じ風景を、「歴史は繰り返す」ということを改めて感じました。

というのも、社会人になって3年目の頃、いわゆる日本のITバブルの頃に、
当時は「ミーム株」とは呼ばれていませんでしたが、
いわゆる「はやりの株」に手を出して、その数か月後に暴落し、50万円くらい損をしたことがあるからです。

50万円というのが、大きな額か小さな額かは人によると思いますが、
年収500万円(手取り400万円強)くらいのときの50万円て、けっこう衝撃が大きかったな、と思います。
親を含め、ちょっとまわりの人には言えませんでした汗

もっとも、そういう経験を経たからこそ、
その後の真剣に経済を学ぶ、投資における慎重さと機動性を備える…ということにつながったので、
今から考えれば安い授業料。
投資って、やはり「損をしたとき」からがスタートであるように思います。

前に、教えてほしいと懇願され、丁寧に投資について教えてあげた人が、
「絶対損をしたくありません!」と言って微動だにしなかった、ということがありましたけれど、
そういう人は、いつまでたっても市場の上っ面をなでるような投資しかできないもの。

さて、なぜこのことを書いているのかといえば、
いわゆる位相法の散法、対冲とか刑とか害というのも、
この投資における「損をしたとき」のような自分のスイッチになるタイミングであるな、
…と、ふと思ったからです。

順風満帆な投資ばかりが続くと、
大して学ぶこともなく、利益を享受しむさぼり、人間としての緩慢になっていくものですが、

人生というのも、
対冲のような衝撃、害のような思い通りにならないこと、刑のようなまわりとの摩擦などを経ることのない、
順風満帆な日々が続いた先には、緩慢にして傲慢な人格が出来上がっていくもの。

一方で、
そういう対冲のような衝撃、害のような思い通りにならないこと、刑のようなまわりとの摩擦などを経ることで、
己を磨き大きな前進をするための力を蓄えることができるもの。

だとすれば、
その対冲や害、刑といった散法の時期においては、
実は「人生の本質に覚醒する」ということが起こっているのではないかな、と思ったのですがどうでしょう。

「人生の本質に覚醒する」などと書くと大仰ですが、
日常的に起こる散法は「小さな本質の覚醒」
「大きな覚醒」というのは「大きな散法」の時期に起こるような感じがします。

「覚醒」とは、自分の人生に与えられた役目に気づくこと、です。

そういう視点で眺めると、
投資における損を含め、
人生における「苦しいこと」、「思い通りにならないこと」に、
もっとポジティブな意味づけができ、
あるいは俯瞰してその「谷の時期」が意味するところを理解しながら「人生を体験する」ということができるのではないか、
と、そんなことを考えました。

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