大金を着服する人に起こっていること

銀行で着服をする人というのがたまにおられますが、
たぶん99%の銀行員は、現ナマを見てもそれをお金だと思う人はいないだろうと思います。

私はあまり現金を扱うような仕事をしたことはないのですが、
2年弱、ちょっと大きめの現金をリアルに扱う仕事をしたときには、いくつもある札束を眺めつつ、
数えるのが辛い…と、そればかり思っていました。

例えば3億円というお金があった場合、
もはやそれは流通するお金ではなく、重たく運びづらい紙の集まりでしかない感じ、
できれば振り込んでもらいたいな、という感じとでもいうか。

…と、普通、銀行などで働く人というのはそんな感じでお金を見てもお金に見えないものなのですが、
それでも着服するような人に何が起こっているかといえば、

だいたい天中殺とか干合とか、「横道逸れ運」とか、
そういう「ちょっと自分が持っていかれている機運」というのがめぐっている気がします。

よく、天中殺とか干合というのは、「気が狂う」、通常の自分とはかけ離れた自分になる、といわれたりしますが、
そういうタイミングというのは、普段とは違う思考になり、普段とは違うモノの捉え方をし、普段とは異なるものが見えるタイミングなので、
そういうことが起こります。

特に、財の星に絡む相剋が星図にあったり後天運にあったりすると、そういう着服のようなことに向かう確率が上がります。

もちろん、みんながみんなそういうことに手を出すわけではなく、他の要素もありますけれど、
だいたいその2つ、つまり干合なり天中殺なりがあることと、財の星の相剋がある場合において割と顕著にそういうことに手を出しがち、と思います。

財の星というと、「お金持ち」を連想し、良いもののように思う方がおられますが、
基本的に算命学におけるあらゆる事象の意味するものはすべて中立であり、
良いも悪いもなく、つまり、良くも悪くもなり得るので、何事も「良い」「悪い」と断じることはできません。

よって、財の星をもってお金持ちになる人もいれば、財のために犯罪を犯す方、財によって身を損なう方もおられます。

村上ファンドの村上さんというのは、財の星との相剋がたくさんある方ですが、
壮大な財を稼いだうえで、その財のために逮捕されたりもしましたね。
…ざっくりいえば、あんな感じです。

つまり、財の星を持つような人は、財に縁があるという恩恵の裏表として、財に起因する罪にも近いところにいるわけなので、
しっかり身を修めておくことが必要であるということだろうと思います。

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