「西方対冲により過去が壊れる」のサンプル

昨日も、それに関連したことを書きましたけれど、
ここ数日、小林秀雄先生の随筆集を読み直しています。

小林秀雄先生といえば、
高校の教科書に載っていた『無常ということ』が有名で、
私自身も、教科書で読んだのをきっかけに、この方の著作を読むようになりました。

高校生にしては難解なこの方の文章を、
その格調高い文体に惹かれ、辞書を引きながら読みふけったのは「青春の1ページ」といえるかもしれません。

…地味な高校時代でした笑

私が難解な文章を読んでいるのを見かねて、
国語の先生が、その要約を添削してくださるようになり、

その先生の支えをいただきつつ、
高校時代の3年間で、小林秀雄先生、丸山眞男先生、桑原武夫先生…といった、
日本を代表する思想家、評論家の文章を深く読み込むということをした、
それが今の私の原点なのだろうと思っています。

実はその先生は、10年少し前に買春で逮捕されてしまい、
今は高校に行っても会うことは叶わず、連絡するすべもありません。

…もっとも、どんな顔をして会えばいいかも微妙なので、
連絡先が分かっても連絡できるかといえばそれも難しいのですが。

さて、なぜこの話を書いたかといえば、
小林秀雄先生の文章を読みつつ、

その先生は、私にとって大恩のある恩師であり、
今再び東洋の思想に向かい始めて一番それを伝えたいのはその先生のはずだったのに、

…ということを考えていて、ふと自分の後天運を振り返ったら、
その先生が逮捕されたのが、私の西方の対冲のタイミングであったことに気づいたからです。

西方の対冲には過去が壊れる、それまで積み上げてきたものが損なわれる、財産が失われる
…などという意味がありますけれど、

まさに、
私にとっての大恩のある恩師が逮捕される
=私にとっての大切な財産である先生に教わったその時間が事実上失われたのが、
その西方の対冲で、

なるほど、こんなふうに「過去が壊れる」というのも西方対冲の現象なのだな、
…と腹落ちしたので書いておくことにしました。

ちなみに、生月天中殺などがある人は、
過去に固執するよりも、過去を切り捨て踏み越えながら生きていくのが望ましいので、
「過去が壊れる」というのは、実はそれほど悪いことではありません。

その意味で、西方対冲は必ずしも悪いことばかりではないと私は思っており、
それほど感傷的になっているわけでもないのですが、

あの先生がいなければ、私が難解な文章を読むこともなく、
さらにいえば、私の特徴でもある「硬い文章」を書くこともなかっただろうと思うので、
小林秀雄先生の文章を読みつつ、心の中でその先生に感謝を送っておこうと思います。

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