『二月の勝者』と生きる道

先日会った友人に勧められ『二月の勝者』という中学受験の漫画を大人買いして読みました。
ちなみに、中学受験を控えている方、中学受験真っただ中の方にはお勧めしません。
その友人も、受験前に買ったものの、あまりの「どぎつさ」にドン引きし、受験が終わるまで封印していたそうです。

実際、けっこう生々しい描写も多く、読み物としては面白いですし、
最近の世の中の風潮を知る上でも参考にはなりますけれど、
受験勉強真っただ中に読むにはちょっといろいろ歪むものがあるのではないかと心配になる面もあります。

さて、この漫画を読んでいて「面白いな」と思ったのは、
子供の希望を軸に受験校を決めてはいけない、という指摘でした。

未熟な子供の考えや意見というのは変わりやすいので、それを軸に物事を決めてはどこにも行きつけなくなりますよ、
ということなのですが、
案外と、大人であっても世間に毒され社会の流行に流されて、
考えや意見が変わりやすく、そういう流動的なモノを軸にしていてどこにも行きつけていない人って多いんじゃないかな?
…ということで「面白いな」と思った次第。

そもそもですが都市部の企業に勤めているような人は全般的に、
「勉強しましょう」「いい学校に行きましょう」という世界観の元で育てられた結果、勉強偏重の傾向が強くあります。

けれど、実際のところをいえば、
それが奏功しているかといえばまた別の話。
私たちはそのことをよくよく知っているはずなのに、尚もその道を子供に進ませようとする、そのことに興味を惹かれました。

算命学という観点でいえば、
勉強すること、いい学校に行くことで損なわれる命式というのもありますし、
勉強ばかりした結果として人生において後れを取ることになる命式もあるわけで、
その「勉強しましょう」ということを疑うことなく真面目に取り組んできたような人が必ず幸せになっているかといえばそうでもありません。

「部分」を取り上げて断定的に書くこと、しかもそれを公開で書くことには抵抗があるので多少ぼかして書きますけれど、
異常干支の中には、そういう勉強をして常識を備えていく先において本来の天才性を発揮できなくなるものもありますし、
勉強するより信念の確立や技術の習得のほうに軸足をおいたほうが世の中での活躍につながりやすいという星もあります。

これは、事例をみたり、あるいはまわりの人を見ていれば、ほぼ断定的に断言してもいい精度でそうなのですけれど、
今の日本はそういう東洋の知恵を重視はしない風潮にあるので見過ごされているのは残念至極と思います。

ちなみに、ご相談に来られるような方はそれなりにその意味を汲まれたり参考にされたりするように感じられますが、
「なんとなく訊いてみる」程度の方はそれを例えばお伝えしても、たいていは聞く耳をもたれません。

だいたい、40歳を過ぎるとリカバリが難しくなる感じもあるので、せめて念頭に置いておかれて、軌道修正が必要な気配を感じられたら、改めて進む道を再考されるのが良いだろうと思います。

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