天中殺やら散法やらの時期について思うこと

天中殺での結婚は長くて10年、早ければ5年未満で離別となるのが天中殺の理論。
一度離婚して再度結婚するなどの対処が望まれる、などといわれます。
あるいは、対冲やら害やら、散法が東方にめぐるタイミングではじめてもうまくいかないなどともいわれます。

算命学では、「これをしてはダメですよ」ということは山ほどあり、
私もいちおう、ご相談を戴いた場合はそういう「ダメ」なことを踏まえてお答えするのですけれど、

それはそれとして、
天中殺とか東方散法のタイミングで何かを始めるということについて、
個人的にどう思うかといえば、

そういう生き方もありでしょう。
と、思っています。

そもそもですが、進学やら就職やらが天中殺やら東方害やらにがっつりぶつかる人というのも多くいて、
だからといって浪人したほうがいいのか、フリーターで過ごしたほうがいいのか、といえば、
そんなことはないだろうと思います。
もちろん、世の中にはそういうアドバイスをされる鑑定士の方もおられるとは思いますけれど。

私は大学の進学ががっつりそういう「ダメ」なタイミングにぶつかっていて、第一志望の大学には行けませんでした。
進学したのはいわゆるバンカラ系の大学だったので(今はずいぶん雰囲気が変わりましたが)、
そこで出来た友人などは、今街で出会ったら、全力で逃げ出したくなるようなタイプの人がたくさんいたように思います。

さすが、「ダメ」なタイミングの友達だけあって、褒められるようなことは何一つせず、
夜通し飲む、みたいなことを未成年の頃からしていて(時効と思いますので書きますが)、親にずいぶん心配をかけたのもその頃。

でも、そういう破壊的な生活の中で何かが壊れ、
このままここにいてはいけない、自分が目指すべきものに向かわないといけない、
…という思いを強く持ったのもその頃だったように思います。

天中殺やら散法の時期やらというのは、何かと苦しいことがある時期ではありますが、
そういう時期がまるで無駄かといえば、そうではありません。

天中殺やら散法やらの時期に、苦しんだり葛藤したり、困難の中で転げまわったりすることは、
人生の肥料となり、その中に種がまかれ、そしてその後の合法のタイミングで大きく花を開かせます。

例えば、東方でなく西方にしても、西方で刑やら害やらがめぐるタイミングで結婚したりすると、
その結婚は、ある意味では対冲やら単中殺やらで結婚するよりも苦しいことになったりするものですが、
そういう結婚生活を通して精神が練磨され、人間としての次元が上がるということは往々にしてあります。

近視眼的に物事を眺めれば、
苦しいことというのはできるだけ避けて生きていきたいところではありますけれど、
長い目で見れば、案外とそういう苦労が自分を鍛えてくれることというのも多くあり、
人によっては(強い命式の人などは特に)そういう時期を過ごしたほうが、その後の人生で大きく発展したりもします。

これは、大運の初旬や二旬に厳しい破壊条件がある人こそがその後の人生で発展する、大成するということを思い起こせば理解できるところと思いますがいかがでしょうか。

12月に入り、皆様、来年について考えはじめられたところと思います。
算命学でいうところの「来年」は、来年の春分以降なので今少し先のことではありますが、
その「来年」に散法がめぐる人は多少緊張感をもっておられると思いますし、
現在天中殺期間の方などを含め、「何もしないで過ごそう」などと考えておられる方もいると思います。

もちろん、それがあるべき処世術ではありますけれど、
例えば何かしなければならない状況になったとしても、そこで苦しいことがあればそれは自分を成長させてくれる貴重な経験になりうるものだと考えて、
ぜひ前向きに取り組んでいただきたいなと思います。

あまり無責任なことはいえませんが、
「しなければならない」ことならたとえ天中殺中でもやるべきことですし(エゴを出して拒否するよりも)、
どうせやるなら、ポジティブな経験として捉えていった方が良いのにちがいありません。

たとえば、東方天剋地冲がめぐる場合、それは「完全破壊条件」といわれるタイミングであるので、
当然に、そこで何かを始めることをお勧めするものではないのですが、
とはいえ、完全破壊条件だからといって、停止するとか後退するとかいうことではないので家でじっとしているのが良いということでもないように思います。

破壊の先に進んでいく、というのが天剋地冲であるので、少しずつ慎重に、壊れたときのことを想定しつつ進んでみるなら良いのではないかな?と考えます。
(もちろん、その後の合法のタイミングで仕切り直すのが望ましくはありますが、)

そもそも、何もせずにいたら、別の何かが壊れるかもしれないわけで、そう考えれば、「失敗前提」「壊れる前提」で何かをした方がいいんじゃないかな?と思う次第です。

2020年12月一週目のマガジンを公開しました🎄
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