牽牛星2つは野人化する、その強さと逞しさを活かす先

何人かの方からのコメントに「牽牛星が複数ある」方についての「牽牛星らしさ」について
の記述が重なり、少し気になったため書いておくのですが、
牽牛星は二つあると、「牽牛星+車騎星」ではなく、「車騎星一つ」の質が強く出ます。
これは前にブログでも書いたとおり。
※こちら:https://www.kinugyokutoan.com/?p=398

牽牛星が二つあれば、もちろん名誉や大義を重んじる様子はありますけれど、
それは多くの場合、「自分の名誉」「自分の大義」であって、ときに「自分勝手な正義」とも
なりえます。

よって、
ちょっと行き過ぎたブライド、やりすぎの正義、という現れ方をすることが多く、
それによる反発や批判を受けたりする人が多いように思います。
そして、そうした姿を強い星が支えていれば、その多少行き過ぎたプライドや、他人からは理解されにくい正義というのも堅持して、動じたりひるんだりすることなく突き進んでいくのですが、
それを弱い星が支えていたりすると、牽牛星一つの場合とは別の意味でちょっと苦しいことになる方が多い印象があります。

同じ星というのは自分が世界に向かって立つあり方を強めるので、動じたり、ひるんだりすることなくそのプライドや正義というのを顕現させていくことはできるのですが、
それがまわりからの反発を生み、違和感をもって受け入れられることが多いように思います。
※このあたりの仕組みについては、現在、note のサークルにて「八門法の多連変化」として繰り返し書いているところです。

こうしたことをまとめると、
牽牛星一つでは繊細さを伴うプライドとなって、それがときにポキリと折れると生きていくことが困難にさえなる一方(その他の条件にもよりますが)、
牽牛星が二つある方というのは、良くも悪くも図太さがあるということであり、
純度という意味では間違いなく牽牛星一つのほうが歪みのない、濁りのない牽牛星を全うするのですが(そうでなければ命が危うい)、
牽牛星が二つある場合は、牽牛星の誇りを強く持ちつつも、外向きには車騎星的な姿で生きているので、コト生き永らえるということにかけては、こちらに分があるというとだろうと思います。

ちなみに、牽牛星2つが「牽牛星+車騎星」ではなく、「車騎星一つ」の質になることに、
私が気づいたきっかけとなった方が何人かおられます。
いずれもとても「仕事大好き」で、名誉欲が強く、実際、二人とも大きな会社で立派なお仕事に就いておられます。
けれど、ご自身の名誉を掲げるということに対して過度に意欲的で、
まわりからは受け入れられず、空回りをしている傾向もあるように思います。

これは確かに苦しいのですが、実はこうした苦しさを経て、こうした苦しさの先において、人間としての成長がある、精神性が高まる、そして次元が上がりさらに大きな世界で活躍できる、というのがこうした方々でもあります。

身近な人には受け入れられにくい要素が、広い世界に向かうことで昇華され、活躍の場を得る、という言い方もできます。

その意味では、こうした要素を持つ人は、大きな会社といえども組織の中で汲々とするとか、
そうでなくても小さな世界の雇われで働くよりは、
より広い世界に向かうのが良いだろうと思います。

「広い世界に向かう」というのは中殺がある場合にはほぼ絶対に必要ですが、
牽牛星が2つあるような場合には、中殺がなくても広い世界に向かわなければ、生きにくい、
活きにくいだろうと思います。
実際、コメントにありました白洲次郎さんは、海外という広い世界に向かったことが、その後の人生を定めたように思います。
このあたりは龍高星が光ったという面もありますが、牽牛星2つの陽転という意味も強くあるように感じます。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

8 件のコメント

  • 息子に 牽牛星を二つ持っています
    それも 二つとも月中殺そして天極
    なんだか 壮年期に何かが起こりそうで心配してます

    • みゆきさん
      牽牛星2つであれば逞しさはあります。
      天極が支えるとなると、プライドが高すぎてまわりとハレーションを起こすなどのことはありそうですが、広い世界へ向かうことで飛躍することもありますね。

      個別の詳細については「ご相談」にて承ります。
      ご検討くださいませ。

  • こんにちは。りんっこです。
    先日のコメントに対して丁寧な記事を作っていただきありがとうございます。
    私は頭と胸が牽牛星で生年中殺、天将星持ちなのですが、普通に主婦をしてます。ですので、正直言って星をどう使ったものかなぁと考えてます。(鑑定をお願いしている訳ではありません、念のため)
    なかなかどうして星を消化するというのは難しいものですね。今までの生き方に後悔はないのですが、もっと成すべきことがあるのかな?という焦りはあります。

    紅音ほたるさんについてですが生前最後のツイートで、なりたくてなったAV女優と違い、引退後の活動については自分の本意ではない、といった意味の言葉が残されていたとありました。もしその言葉が真実だとして、AV女優という仕事が牽牛星という星の在り方とそぐわないのであれば悲しいことだなと感じます。
    飯島愛さんもそうですが、仮にAV女優という仕事を経ずこういった活動をしていればご本人は満足であったり、あるいは社会的に評価されていたのでしょうか?それとも、元AV女優じゃなければそもそもそういった活動をしなかったか。答えの出ない問いですが…

    また真偽は不明ですが、飯島さんは後輩の女の子に慕われる人柄ゆえ様々な業界のお偉いさんの悪行を握っており、それを公表する準備もしていたというネット記事もありました。こういった行いが牽牛星らしいのかはわかりませんが、困っている人の寄る辺になっていたんでしょうね。

    長々とコメントしてしまいました。
    連日暑い日が続きますのでご自愛ください。

    • りんっこさん
      これは算命学を学んでいてよく思うのですが、本人の言葉ほど当てにならないものはありません。
      客観的にみれば、プライドが高いから「好きでAV女優になった」と言い張ったわけで、飯島愛さんもAV女優であったことには決して触れさせなかったといいます。
      AV女優にならなかったら活躍しなかったかもしれませんが、長生きはしたのではないかと思います。
      宿命を逸れるとはそういうことです。

      「牽牛星」というものについて、「プライド」などのようなワードで表面的な理解をすると多分、挙げられたような誤解が生まれるのですが、もう少し掘り下げると理解も深まり、ご自身の胸の星を光らせることも出来るのではないかと感じます。

      算命学は万象学であり分類学です。
      答えのない問いはありません。

      ネットニュースやワイドショーにあるようなネタの真偽も、そうした視点を得られるとわかるようになるのではないかと思います。
      例えば、飯島愛さんが陰謀がらみでもし命を失ったなら、本来それは位相法に必ず現れるはずだと思います。

      • りんっこです。お返事ありがとうございます。
        確かに飯島愛さんがAV女優のお仕事をされていたのは公然の秘密といいますか、ご本人の口から話すことはなかったようですね。
        算命学を知るとなるほどなぁと思うときもありますが、知っていたら自分は果たして宿命通りの生き方が出来ていたかな?と思うときもあります。自分の意思ではどうにもならないこともありましたし。
        過去の自分が宿命の在り方から逸れていたとしても過去は変えられませんよね。過去の解釈は変えられても事実は変えられないわけですし。

        結局難しいことを考えると疲れてしまい、今日一日家族と自分が生きていて良かったとなってしまう私です。

        • りんっこさん
          こういう時期なので「家族と生きていられる」ということの幸せを感じますね。
          私はなかなか帰省が出来ず(制限中なので)、少し寂しくしています。
          ご家族をぜひ大切にされますよう。
          健やかにお過ごしくださいませ。

  • 夫は牽牛星を北、西、南と3つ持っています。牽牛星2つある人と3つある人では違いはあるのですか?

    • Hiyoriさん、こんばんは。
      返信が遅くなりました。
      コメント、ありがとうございます。
      牽牛星は、2つあると車騎星ですね。
      3つあると牽牛星が際立つけれど表に出てこない、内に秘めたプライド、というイメージです。
      いかがでしょうか?

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