車騎星は「人類に進歩をもたらす」星、その活かし方

算命学をよく知らない方に特に不人気な星が車騎星です。
とりわけ女性の方は、「車騎星ばかりいくつもあっても…」というようなことをおっしゃる方がおられます。
(私はその車騎星を2つも持ってるわけですが笑)

これは、
ときに「野人」ともいわれるこの星は、「短気」とか「乱暴」とかいうキーワードと紐づけられ、なんとなく強引で粗野なイメージがあるからなのかな?と思います。

しかしこの星には、
「他の誰もやらないことを我こそがやる!」
というような使命感や、
世にある不正に果敢に立ち向かい、それを正すために身を投じていくような正義感があり、
そうした使命感や正義感を単なる「思い」に留まらせることなく自ら率先して、それもスピーディーに自ら行動し、実現していくという天分があり、
この世界を自分の正義に見合う、誇れるに足る世界に導くという役割・性質があります。

高尾宗家はこれをもって、

『攻撃本能には「攻撃」という意味のほかに「人類に進歩をもたらす」という役割があります。』

…と、書いておられるのをご存知でしょうか。

車騎星のある方にはぜひこの言葉を反芻していただき、自らの正義を大切に、濁らせることなくその天分を発揮していただきたいもの、と思います。

さて、その車騎星をスムーズに発揮するには、
ということですが、
これには五行の流れを意識することです。
つまり、
司禄星が車騎星を生み、それが玉堂星につながっていく。
その流れを意識することでスムーズに発揮することができます。

もう少し具体的に、そして五行の流れでいえば、
①人を惹きつけ掌握していく引力本能である土性(禄存司禄)が、世の中で正義や大義を実現すること、前進すること(車騎牽牛)に役立ち、

②なぜその正義や大義を実現するかといえば、その実現により、さらなる進歩のための思慮や学びを得る(龍高玉堂)につながる、

という流れを意識することで、
スムーズに、発展的に車騎星を「人類の進歩」に生かすことができるようになります。

車騎星について書きましたが、五行全体の流れは以下のとおりとなります。
①引力本能は自己の前進のため(土生金)
②人間の前進の結果は思慮を生む(金生水)
③人間の思慮の目的は守るため(水生木)
④自我(守り)があって物事が伝わる(金生火)
⑤自己顕示が人を惹きつける(火生土)

自分の星の最大発揮を目指す際の参考にしていただければ幸いです。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

11 件のコメント

  • こんにちは。算命学、初心者です。
    記事がとても興味深くて、はまってしまいました。
    今回の車騎星もとても興味があります。
    私の主星は車騎星、北が車騎星です。東に牽牛星、南に司禄星、西に龍高星です。
    龍高星があるので知識を欲しがりますが、水性が多く、貯めこんで秘密主義のようなところがあります。
    木性って周りとの親和性とか協調性というイメージなのですが、それが守りになるのでしょうか。
    私には木性がないので、自我(守り)がよくわからないのですが・・
    たしかにそういうものがあって、世界に対する安心感があると、伝達に行きやすい気がします。

    算命学って、面白いです!

  • こんばんは。
    正義に対して親・上司・仲間・パートナー(尊敬してても)が反する事をすると構わず牙を剥いてしまいます。自分自身それで疲れる事も有ります。流す事が出来れば、もっと要領良く生きれるのにと。
    以前仰って下さった様に企業勤めは合わないと感じております。
    ただ、戦う事で得た物も沢山あります。
    上司に言われたのが、影響力、巻き込む力が強すぎるからそれを良い方向に使って纏めて欲しいと。
    車騎・牽牛からの龍高に流れる力なんだと思いました。
    最初の取っ掛かりは車騎星が作りレールが出来たら
    緑存星や石門星の人にバトンタッチすれば、上手に回る様な気がします。

  • りいさん、返信が遅くなりました。
    その並びだと、龍高星が極になるので学びに向かうのは自然ですね。
    木性の守りは「自立して自分と自分ののテリトリーを守る」ということどす。守るために自分が要になって人を率いるのが関索星、みんなで自分のテリトリーを守るのが石門星です。
    なので、石門星は協調の星といわれますが、基本自分の考えの通り(自我の通り)にみんなを動かす感じです。
    木性の星は必ずしも安心感にはならないでけどね。

    表現したい、伝達したい、ということの目的によりますが、人との関わり方の改善であれば、むしろ南の司禄星で、身近な人に親切にするところからスタートしてもいい気がします。
    一方、何か発信したいということであれば、徹底的に龍高星を使って学び、鳳閣調舒がめぐる大運なり年運なりを待つというのも手です。
    あと天運でめぐる星をきちんと光らせればその後の人生においてもその星が使えるようになります。

  • のんちゃん、こんばんは!
    苦しい時期や上司や職場の人との衝突はしんどい経験かもしれませんが、それにより開く道というのもありすね。
    車騎星に限りませんが、星は成長するので、噛み付いて疲れた経験は自分を成長させてくれるように思います。
    なので、否定しなくても良いです、既にご存知のように。
    バトンタッチもいいですね。
    このあたりは陰占などにもよりますので、そのあたりから戦略を練っても良いかもしれません。

  • お忙しいのに、返信をありがとうございます!
    司禄星には、そんな働きがあるのですね。(でも生月中殺で中殺はされています)
    調べてみたら、伴星が石門星でした。伴星ってその要素を持っているのかいないのか悩みますけれど
    私にとっては必要なんでしょうね。
    ありがとうございました。

  • はじめまして、いつも興味深く拝見しております。私も頭と腹に車騎星、胸が調舒星、左に貫索星、右に司禄星です。母から言われるのが、深く考えることが苦手だとか、そそかしかったり、怒りぽかったり、また35歳を過ぎてから派遣やパートで仕事が何度も変わっており、問題ある自分だとわかりながら、何も改善できずにおります。好きな趣味などは凄く夢中になれたり、それを生き甲斐にしたり、また配偶者になる人とも中々出会えず、知り合っても短い期間で終わったり、進展しません。何か原因であるんでしょうか?

  • S.Tさん、コメントありがとうございます!
    確かに調舒星と車騎星の相剋が南北にあると、目上上司や目下部下との関係において感情的になることはあるかもしれませんが、割と「パッと怒ってスッと忘れる」感じの印象です。
    なんとなくですが、天中殺の消化のほうに原因がありそうな感じもしますがどうでしょう?
    例えば、子丑天中殺だけど誰かのサポートばかりしているとか、宿命中殺があるけど実家から出ていないとかみたいなことですがいかがでしょう?

  • お忙しい中、お返事ありがとうございます。天中殺の消化に問題?とは気になります。因みに自分は1974年10月14日生まれで、午未天中殺です。車騎星中殺は車騎星が2つあることを言うのでしょうか?勉強不足ですみません。算命学にとても興味があり、知り合った人との相性を見てみますが、干合、支合があったり、大半会があっても付き合いが上手くいかない場合もある、なかなか奥が深いのでしょう。

  • S.Tさま
    返信が遅くなりました。
    中殺もそうですね、生日中殺は自分ではあまり気にならないかもですが、親からみると世界が違う子供のように見えたりしますね。
    その意味では、親の世界ではなくもっと広い世界の方が気分良く活躍できるかもしれません。
    特に、調舒星や車騎星は狭い世界ではトラブルメーカーにもなりがちなので、視野を広くとり、いろんな人と付き合った方が良さが出るように思います。

    様々な星の要素もあると思いますが、多くのことで「うまくいかない」と感じることが多い場合、固定観念が強いことが理由であることもあります。
    その意味では、一つ一つの星を陽転させることを意識することから始めてみると良いかもしれません。
    (ぐぐると陽転方法はいろいろ出てきます)
    星の良さが出てくると、位相法の相性の良さも感じやすくなるように思います。

  • はじめまして。こんにちは。算命学の占いに行ったことがあります。
    天職、適職についての質問ですが、真ん中に禄存星で東と南共に車騎星の場合やはりアスリート、スポーツインストラクター、トレーナー、営業、肉体労働になってくるのでしょうか?
    たしかに一番、得意で才能というのが運動神経でした。

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