来年、亥年の位相法

来年は亥年です。
亥が絡む位相法は、
亥卯未の三合会局(亥卯は半会)、
※これは木のトライアングルなので亥未は半会に含まれないといわれますが、含めるとする流派もあります。
亥子丑の方三位、
亥巳の対冲、
亥亥の自刑、
亥申の害、
亥寅は支合でもあり破でもあります。

これらの地支が宿命のどこかにある人は何かしらいつもと違う出来事があるということになります。

簡単にいえば、
三合会局は世界が広がり、
方三位はいつもの場所で活躍の場が広がり、
対冲は足場が壊れて心機一転、
自刑は自分の中の葛藤や身近な人とのトラブル、
害は病気や人の裏切りに注意、
支合は思いと現実の一致(結果が出る)、破は約束事が破られることを示します。

営々と続く人生の波の中で、そんな時期であるということです。

ポジティブな意味のものは大きく動き、
ネガティブな意味のものは大人しく過ごすと良いといわれます。

例えば半会と対冲についてよく使われる例えは、
半会は年の神様がアクセルを踏んでおり、
対冲は年の神様がブレーキを踏んでいるというもの。
なので、両方ある人はアクセルとブレーキが同時に踏まれているような状況。
大人しく過ごしたほうが無難そうです。

私は年支が卯で月支が亥、日支が巳なので、東方が半会、中央が自刑、西方が対冲となっています。
12年前の亥年を振り返ると、
プライベートでは婚約が破談になり、
それに伴う悩みやら家族との諍いやらがあり、
仕事面では希望していた会社へ転職しました。
当時は算命学の知識などまったくなかったのですが、位相法どおりで自分でもびっくりです。

ちなみに、私は今年来年と天中殺期間にあたるので、12年前も同じように天中殺期間でした。
なので、それが天中殺期間のためだと思っていたのですが、宿命中殺のあるひとは天中殺の禍を受けにくいといわれることを考え合わせると、位相法のほうの影響だったように思います。
(そもそも、天中殺期間中に結婚することを考えること自体駄目ですが。)

位相法は現実面を直撃します。
天中殺期間ということで、昨年末あたりからなるべく大人しく外に出ないように過ごしてきましたが、
来年は改めてそのことを徹底しようと思いました。
学びを深め精神性を向上させる時期。
大事に過ごします。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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