心の構造 鳳閣星と調舒星

十大主星の心の構造の続きです。
中央に現れた星についての構造のお話、鳳閣星と調舒星についてです。

■鳳閣星の心の構造
この星の本質は中庸を保つ冷静さです。
中身はたいへん暖かいのですが、どちらにも味方しません。
いつも真ん中にいて批判する立場となります。
その代わりに、この星は非常に人情的であす。つまり人情的な冷静さを持っているのです。
可哀想な人がいたら助けてあげようと思います。しかし、中には入っていかず、可哀想と思っているだけでては伸ばしません。しかし、それなりに心は痛めているのです。
中庸の精神というのは分かりやすくいうとバランス感覚があり、こういう人は歳をとってからの方が良さがあります。
なお、中庸だけに何事も迷いが多くなりますが、一方で中庸だけに争いが起きにくいという面もあります。
よって、鳳閣性というのは、人間的には非常に良さがあるものの、決定力が鈍いということが特色となります。

■調舒星の心の構造
この星の本質は偏りが大きいということです。
この星には孤独という意味がありますが、それは「偏りすぎる」ということから来ています。
一方のみに偏りやすいというのが大きな特徴です。
人間関係でも偏っていくため、ある人からはとてもいい人だと見られ、ある人からは嫌な奴だと見られる、ということになります。
調舒星が中央に出てくるときは、評価が100点かマイナス100点かというように、幅が大きいのです。
この星は必ず何かの時に感謝されることと恨まれることが両方起こるというのも特徴です。
これらは、すべて偏りが激しいということから出てきています。
なお、鳳閣星はずるさがあるため、歳をとってから理解されやすく、調舒星は若い時には理解されやすい傾向にあるのはものの道理といえるでしょう。
また、調舒星はどちらかに偏っていないと安心できないという面もあります。
中庸を保ってぬるま湯につかっていると、「これでいいのか」と思ってしまいます。
強烈な個性が強いという特徴がある調舒星ですが、真ん中に現れた調舒星の場合はそれが顕著となります。
批判力というのは、鳳閣星のように中庸であるとどこまでも批判ですが、調舒星のような偏りの先にある批判は攻撃となります。
この星は、運命の世界では天才型と言われますが、悪くすると奇人変人となります。
なお、幼少期にすべてが自分の思い通りになったとすると、だいたい中年以降、運が全く伸びなくなります。
調舒星というのは、偏りが大きいだけに、人生のだいたい三分の一くらいまで精神的な苦労が多ければ多いほど後年成功してきます。
苦労なしには単なる変人になり、苦労を経て偉大な芸術家になったりする星です。
10代の頃に苦労が連続して集中すれば、成功度が大きくなります。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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