三合会局の話、異次元融合の「異次元」の話

三合会局、前にも書いた気がしますが、
すこし理解が深まったので改めて書きます。

 

三合会局は半会と同じく「異次元融合」といわれる位相法です。
(半会とちがい、頻発するものでもないので興味のない人はスルーしてください。)

 

先生に習ったところに寄ると、
半会が異次元の世界とふんわりつながることができる時期だとすると、
三合会局は異次元に確固とした足場を作って、その場所で活躍できるイメージです。

半会はソフトな広がり、
三合会局はガツンと確実な感じ。

 

三合会局は確実に異次元に行ってしまうので、それまでの生活や人間関係からは飛び出しまうかもしれませんが、
そもそも、半会・三合会局といった異次元融合は、あくまで「異次元とつながる」だけのもの。
そこに確定的な吉凶はありません。

「異次元」
というのもSF的でよく分かりません、
というお声も聞いたので、ちょっと整理してみました。

 

①精神性の次元と現実性の次元という意味での「異次元」
現実重視、現世利益重視の世界と精神性重視、目に見えないもの重視の世界。
この二つは異次元です。
なので、異次元融合という場合、半会なら元々現実重視だったのに精神性も重視し始める感じです。
三合会局なら元々現実重視だったのが、精神性の世界で悟りを開いてしまうような感じかな?と思います。

これは逆に精神性や宗教の世界の価値観にいた人が、現実的な世界、西洋合理主義の考え方に出会うという場合も指します。

例えば日本に西洋文化が入ってきたような考え方の変換が起こる時期が後天運の半会や三合会局のタイミングです。

アニミズムの中で生きてきた人は普通なら西洋合理主義を受け入れられないわけですが、それが半会や三合会局のタイミング、あるいはそれを宿命に持っていれば受け入れやすいです。
但し、それが良いか悪いかは別です。

 

②住んでいる、生きている世界が異なる「異次元」
生きている世界が違う人同士の融合も異次元融合です。

王様と平民、院卒と中卒のような立場の違いがある場合、普通は相容れないわけですが、
半会な三合会局があるとそこにつながりができます。
半会なら友達になる感じ、
三合会局なら結婚までしてしまうような感じです。

 

③螺旋の位置が異なる「異次元」
人間は生きるとともに螺旋を巡っている(螺旋を巡りながら現実的に、精神的に練られていきます)という考え方があるのですが、
この場合も普通は同じくらいの位置にいる人としか出会わないように世の中は出来ているのですが、
半会や三合会局は、全然別の位置にいる、練れてる具合が全然異なる人と友達になったりできます。

 

ちなみに、算命学でいう場合は主に①の意味です。
②③は①の価値観の変化に伴って、現象としてそんなことが起こるのだな、と捉えるもの、と思います。

 

なお、
精神中心の三合会局(火や水が中心にある寅午戌、申子辰)は精神的な場所から現実的な場所に向かう異次元融合
現実中心の三合会局(木や金が中心にある亥卯未、巳酉丑)は現実的な場所から精神的な場所に向かう異次元融合です。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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