二足のわらじと最身強の消化

私のまわりには二足のわらじ、三足のわらじという人たちがけっこういます。
サラリーマンプラスαとか、
自営業プラスαみたいな。

 

それぞれ、
キラキラしてるなーと思う人もいれば、
ちょっと疲れてるっぽいな、
と感じる人もいます。

 

キラキラしてるのは、
最身強の人か最身弱の人。

 

最身強の人は、
多分仕事以外の趣味や役割、夢中になれるものを持った方が良い人です。

 

最身弱の人は、
仕事以外の趣味や役割、夢中になれるものを持っても対応できます。
但し睡眠時間は大事です。

 

まわりを見ていると、
上手に消化している人は、
楽しそうでもあり生き生きもしていて、たまにご一緒したりすると、
そのパワーがキラキラしています。

 

天将星がいくつもあるとか、
天将星・天禄星・天南星が複数ある人は、
一般的な進学→就職→管理職
みたいな道を穏やかに進むだけでは一般的にはその強い力を消化しきれません。

 

悪くすると、
癇癪持ちになったり、
アトピーなどのアレルギーがでたり、
場合によってはうつにったりします。

 

これは、激しい相剋が星図にいくつもある場合でも同じなのですが、
「ふつう」にしていると苦しいので、
もしそういう症状が見られたら、
別の世界で何か役割を持つとか、
別の世界で発散できる趣味を持つとか、
きちんと消化する方法を前向きに考えた方が良いだろうなと思います。

 

その意味で、
内向的な人はなかなか消化が難しくなります。
算命学では人は集団にあることが前提なので、
人との付き合いがとても狭かったり、
引きこもったりしていると、本来の宿命がそもそも消化できません。

 

ちなみに、
天将星が一つ(他に身強の星なし)
という場合、いろんなことをやるそのエネルギーはありますが、
一つの山を登るそのプロセスにおいていろんな役割を担う、
というのが望ましいように思います。

 

一つの山のてっぺんに立って天下を取る
という人なので、
そのてっぺんを意識しながら酸いも甘いも経験しててっぺんに立つのが望まれるように思います。

 

天将星を持ちながら、何かしらのてっぺんに登れなければ陰転するので、それもまた苦しい。

 

身強の人全般にいえることですが、
身強は身中や身弱よりパワフルな分、陽転が難しいといわれます。
そのことを十分認識して、
計画的に宿命を消化されると良いと思います。
(知らなくても美しく消化している人もたくさんいますけれど。)

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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